5. 分析機能

5.1 ランキング

5.1.1 概要

文章の中で使用されている単語や係り受けについて、出現件数の高い順にランキングを表示します。

5.1.2 機能詳細

5.1.2.1 分析オプション

◇ 表示

ランキング内容
ランキング表示の抽出内容を単語か係り受けかを選択します。
ワードクラウド
ランキング内容が「単語」で、「グループ比較」にチェックがなく属性別比較「なし」の場合のみ利用可能です。


 [表示内容と並び順]

  文字コード順に並び替えます。
  件数の大きい単語は大きく、少ない単語は小さく表示されます。
  単語横のカッコ内数字は件数を表示します。

◇ 比較

グループ比較、属性別比較はいずれかのみ設定可能です。
グループ比較
選択しているグループの一階層下のグループ毎のランキング結果を表示します。
属性別比較
取り込んだデータのデータ属性別にランキング表示します。

◇ 表示設定

文字色
ランキング表示の文字色を選択します。

◇ 絞り込み

品詞指定
選択した品詞でランキングを表示します。
ランキング内容が「単語」の場合は、「全て/名詞/形容詞/動詞」から指定します。
ランキング内容が「係り受け」の場合は、「全て/名詞-形容詞/名詞-動詞/形容詞-動詞/名詞-名詞」から指定します。
絞込み
指定した文字列でランキングの表示内容を絞込みます。
絞込みたい文字列と一致条件「部分一致/先頭一致/語末一致/完全一致」を指定します。
チェックボックスのON/OFFで絞込みの有効/無効を切り替えることができます。一度使用した条件は保存されます。
ユーザースコア
選択したユーザースコアに定義されている単語(係り受け)でランキングを表示します。
表示グループ/表示属性
「グループ比較」の設定時は表示グループを、「属性別比較」設定時は表示属性を設定できます。
「選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから表示させたいグループもしくは属性を選択します。
表示件数
ランキングの最大表示件数を設定します。初期設定は100に設定されています。

5.1.2.2 ランキング分析画面

選択グループのランキング結果を件数順に表示します。





各列ヘッダーをクリックするとソート(降順/昇順)ができます。

表示内容

◇ No
ランキング順位が表示されます。
◇ 単語(ランキング内容「単語」を選択時)
テキストの中で使用されている単語が表示されます。
◇ 単語1(ランキング内容「係り受け」を選択時)
テキストの中で使用されている係り元が表示されます。
◇ 単語2(ランキング内容「係り受け」を選択時)
テキストの中で使用されている係り先が表示されます。
◇ 品詞
テキストの中で使用されている品詞が表示されます。
◇ 件数
選択グループ内でその単語(係り受け)を使用したテキスト件数を表します。文章中に同じ単語(係り受け)が
複数回出現していても1件とカウントします。
◇ 割合
選択グループ内での総テキスト件数に対する割合を表します。「件数」÷「選択しているグループの総テキスト件数」で
算出しています。

原文参照機能

気になる単語や係り受けをダブルクリックすると、ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。

右クリックメニュー

単語ランキング画面で単語を選択し、右クリックメニューを表示します。
◇ ドリルダウンを開く
ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。
◇ 同義語辞書に登録する
選択した単語から統一先の単語を1つ選び同義語として登録することができます。
ランキングが係り受けの場合、同義係り受けを登録します。



それぞれ、[]ボタンから任意の単語・係り受けを追加することができます。


◇ 削除単語を登録する  ※ 係り受けの場合、右クリックメニューには表示されません。
選択した単語を削除単語辞書に登録することができます。





同義語・同義係り受け・削除単語の詳細は2.1 辞書管理をご参照ください。

ファイル出力メニュー

ファイル出力ボタンを押下し、メニューを表示します。
◇ 表出力
ランキングの結果をMS-Excelに出力することが可能です。

5.2 キーワード抽出

5.2.1 概要

選択されたグループに偏って出現している単語や係り受けを
スコア順(偏り具合順)にランキング形式で表示します。キーワード抽出メニューでは、全体に比べ選択された
グループに特に偏って出現する単語をキーワードと表示しています。
複数のグループ間や属性間で比較すると、各グループや各属性値に偏って出現している単語や係り受けを
同時に抽出することができます。これにより、各グループや各属性の話題の特徴、話題の違いを把握する
ことが可能です。

5.2.2 機能詳細

5.2.2.1 分析オプション

◇ 表示

ランキング内容
ランキング表示の抽出内容を単語か係り受けかを選択します。

◇ 比較

グループ比較が設定可能です。
グループ比較
選択しているグループの一階層下のグループ毎のランキング結果を表示します。

◇ 絞り込み

品詞指定
選択した品詞でランキングを表示します。
ランキング内容が「単語」の場合は、「全て/名詞/形容詞/動詞」から指定します。
ランキング内容が「係り受け」の場合は、「全て/名詞-形容詞/名詞-動詞/形容詞-動詞/名詞-名詞」から指定します。
絞込み
指定した文字列でランキングの表示内容を絞込みます。
絞込みたい文字列と一致条件「部分一致/前方一致/後方一致」を指定します。
チェックボックスのON/OFFで絞込みの有効/無効を切り替えることができます。一度使用した条件は保存されます。
ユーザースコア
選択したユーザースコアに定義されている単語(係り受け)でランキングを表示します。
特徴
「全て/プラス/マイナス」から指定します。
表示グループ/表示属性
「グループ比較」の設定時は表示グループを、「属性別比較」設定時は表示属性を設定できます。
「選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから表示させたいグループもしくは属性を選択します。
表示件数
ランキングの最大表示件数を設定します。初期設定は100に設定されています。

5.2.2.2 キーワード抽出分析画面

選択グループ、分析オプションの設定条件により抽出されたキーワード、係り受けを偏りスコアの高い順に
ランキング形式で表示します。




各列ヘッダーをクリックするとソート(降順/昇順)ができます。

表示内容

◇ No
キーワード順位が表示されます。
◇ 単語(ランキング内容「単語」を選択時)
抽出対象となった単語が表示されます。
◇ 単語1(ランキング内容「係り受け」を選択時)
抽出対象となった係り元が表示されます。
◇ 単語2(ランキング内容「係り受け」を選択時)
抽出対象となった係り先が表示されます。
◇ 品詞
テキストの中で使用されている品詞が表示されます。
◇ 件数
選択グループ内での総テキスト件数を表します。文章中に同じ単語(係り受け)が複数回出現していても1件とカウントします。
◇ 割合
選択グループ内での総テキスト件数に対する割合を表します。「件数」÷「選択しているグループの総テキスト件数」で
算出しています。
◇ 偏りスコア
1に近づくほど特徴的、0に近づくほど他のグループでも平均的に出現する特徴のない単語(係り受け)となります。
そのグループでしか出現せず、そのグループ内の全てのテキストで出現する場合に、スコアは1となります。
マイナスのスコアは、他グループに比べ、選択グループには出現しにくい単語(あるいは係り受け)となります。


偏りスコアについて

キーワード抽出で使用するスコアは、単語(係り受け)の出現数が対象グループにおいてどの程度偏っているかを表しています。

特徴マップやホットスポットと同様、カイ2乗値を利用したクラメールの連関係数(V)により、確率分布中央(期待値)からのずれ(偏差)を数値化しており、偏りがない場合は0、偏りが最大のときは1をとります。

例として、グループyにおける単語wのスコアを算出する場合は、以下の計算式となります。

単語wが出現する
データの件数
単語wが出現しない
データの件数
Σ
対象グループy
a+b
対象グループy以外
c+d
Σ a+c b+d

①カイ2乗値(Χ2)の計算

Χ2 = n (ad - bc)2 / (a + b) (c + d) (a + c) (b + d)

②クラメールの連関係数(V)の計算

V = √ Χ2 / n (2 - 1)

③不等号判定

ad - bc > 0 のとき

 偏りスコア = V

ad - bc < 0 のとき

 偏りスコア = V * -1

※キーワード抽出では有意水準を10%としています
※a b c d の値の何れかが5以下の場合、イェーツの補正処理が入ります。
 その為、補正処理の該当ケースでは上記偏りスコアの計算値と異なる場合があります。



原文参照機能

気になる単語や係り受けをダブルクリックすると、ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。

右クリックメニュー

キーワード抽出画面で単語を選択し、右クリックメニューを表示します。
◇ ドリルダウンを開く
ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。
◇ 同義語辞書に登録する
選択した単語から統一先の単語を1つ選び同義語として登録することができます。
キーワード抽出が係り受けの場合、同義係り受けを登録します。



それぞれ、[]ボタンから任意の単語・係り受けを追加することができます。

◇ 削除単語を登録する  ※ 係り受けの場合、右クリックメニューには表示されません。
選択した単語を削除単語辞書に登録することができます。





同義語・同義係り受け・削除単語の詳細は2.1 辞書管理をご参照ください。

ファイル出力メニュー

ファイル出力ボタンを押下し、メニューを表示します。


◇ 表出力
キーワード抽出の結果をMS-Excelに出力することが可能です。



5.3 クロス分析

5.3.1 概要

グループ内のテキストに紐付く属性情報を用いて、クロス分析を行ないます。
テキスト属性には、発言者である顧客の属性(性別、年代、地域、購買履歴等)や発言対象である
商品の属性、アンケートの設問の回答(総合満足度:非常に満足、満足、普通、不満、非常に不満)
などがあり、いずれもこの分析で利用できます。

また、複数の話題別グループ間で各種の属性を比較することも可能です。この機能を用いて顧客の属性、
アンケート回答の比較を行ない、話題別に話者やアンケート回答の違いを把握することが可能です。
テキストデータだけでなく、こうしたテキストに紐づく属性を絡めて分析することで
「誰が何と言っているのか」を掴み、より深い分析を行なうことができます。

5.3.2 機能詳細

5.3.2.1 分析オプション

◇ グラフの種類

グラフ種別
 分析結果によってグラフの種類を切り替えます。 

横棒グラフ 縦棒グラフ 円グラフ
横帯グラフ 縦帯グラフ マトリックス
ヒートマップ

◇ 軸の設定

グループ比較
選択しているグループの一階層下のグループ毎のランキング結果を表示します。
2軸を選択している場合、設定できません。(表示されません)
1軸
1軸目の分析軸を設定します。
2軸
クロス分析を行う場合、2軸目を設定します。グループ比較を行っている場合2軸は設定できません。
軸を入れ替える
グラフ軸を入れ替えます。
内訳
2軸分析に対し、更に軸を追加して分析できます。
グラフ種別にマトリックスを選択している場合のみ設定できます。


分析軸に選択できるデータの種類
[テキスト件数]
「テキスト件数」を選択すると、グループに含まれるテキスト件数を表します。
[テキスト属性]
テキストの属性データを軸に分析します。
[ユーザースコア]
ユーザースコア軸名を選択すると、選択したユーザー定義スコアにて設定されているスコア軸のスコアに基づいて、
スコアリングした結果を連続データとして表します。
[MAデータ]
MA(マルチアンサー)データをまとめて表示します。予め「MAデータ登録」が必要です。
[振り分け属性]
データ属性として登録した振り分け属性を用いてクロス分析を行います。



◇ ホットスポット

スコアが閾値を超えるものは赤色、閾値は超えないがスコアがプラスのものは黄色でハイライトされます。
件数の大きさに関わらず、そのグループに偏って出現しているほど高いスコアとなるため、グラフ中で注目すべき「特徴」を見つけ出すのに役立ちます。



表示
チェックを入れることで、グラフ中で有意に偏っているデータ項目(ホットスポット)をハイライト表示します。
計算方法
2軸クロス分析におけるスコアの計算方法を選択します。 ※グループ比較、内訳を指定した場合は、設定できません。
・1軸基準
選択グループを母集合とし、1軸属性に対する2軸属性の偏り度合いを計算します
・グループ基準
親グループを母集合とし、選択グループにおける1×2軸属性の偏り度合いを計算します
スコアの閾値
赤色でハイライトするホットスポットの閾値をスライダーで調整します。
スコアが閾値を超えるものは赤色、閾値は超えないがスコアがプラスのものは黄色でハイライトされます。


ホットスポットで使用するスコアについて

ホットスポットで使用するスコアは、属性値の出現数が対象グループにおいてどの程度偏っているかを表しています。

キーワード抽出や特徴マップと同様、カイ2乗値を利用したクラメールの連関係数(V)により、確率分布中央(期待値)からのずれ(偏差)を数値化しており、偏りがない場合は0、偏りが最大のときは1をとります。

例として、選択グループyにおける属性値tのスコアを算出する場合は、以下の計算式となります。

属性値tの件数 属性値t以外の件数 Σ
選択グループy
a+b
親グループにおける
選択グループy以外
c+d
Σ a+c b+d

①カイ2乗値(Χ2)の計算

Χ2 = n (ad - bc)2 / (a + b) (c + d) (a + c) (b + d)

②クラメールの連関係数(V)の計算

V = √ Χ2 / n (2 - 1)

③不等号判定

ad - bc > 0 のとき

 偏りスコア = V

ad - bc < 0 のとき

 偏りスコア = V * -1

※ホットスポットのスコア算出では、有意水準を10%としています。
※a b c d の値の何れかが5以下の場合、イェーツの補正処理が入ります。
 その為、補正処理の該当ケースでは上記偏りスコアの計算値と異なる場合があります。



◇ グラフの設定

凡例
凡例の表示/非表示を設定します。
また、凡例を表示する場合、表示位置を設定することができます。
値の表示
グラフ上の値表示を表示/非表示を設定します。
件数でソート
有効にした軸を、件数の降順で表示します。
表示内容
表示を値(データ件数)と割合(構成比、%)で切り替えます。
数値属性で重み付けをする
値を集計・表示する為の数値項目を設定します。
バブルサイズ
マトリックス分析で表示されるバブルサイズの最大値を変更できます。

◇ 表示設定

表示を「全て表示/○件以上/上位○項目」で制限します。
また、属性項目もしくはグループ項目から、表示するまたは非表示にする値を選択して絞り込みができます。

1軸の項目選択(「1軸」設定時)
1軸目に表示または非表示にする項目を設定できます。
「項目選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから
表示/非表示にさせたい項目を選択します。
「○件以上/上位○項目」を選択した場合は、
「非表示にする」項目のみ選択可能となります。
振り分け属性を選択している場合は、直接項目名を入力して
設定することができません。
2軸の項目選択(「2軸」設定時)
2軸目に表示または非表示にする項目を設定できます。
「項目選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから
表示/非表示にさせたい項目を選択します。
「○件以上/上位○項目」を選択した場合は、
「非表示にする」項目のみ選択可能となります。
振り分け属性を選択している場合は、直接項目名を入力して
設定することができません。
グループの項目選択(「グループ比較」設定時)
表示または非表示にするグループを設定できます。
「項目選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから
表示/非表示にさせたいグループを選択します。
「○件以上/上位○項目」を選択した場合は、
「非表示にする」グループのみ選択可能となります。
内訳の項目選択(「内訳」設定時)
内訳に表示または非表示にする項目を設定できます。
「項目選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから
表示/非表示にさせたい項目を選択します。
「○件以上/上位○項目」を選択した場合は、
「非表示にする」項目のみ選択可能となります。
振り分け属性を選択している場合は、直接項目名を入力して
設定することができません。

5.3.2.2 クロス分析画面

設定した内容でグラフを表示します。



属性クロス分析では、いくつか表示方法が変わります。前述でふれたグラフ表示以外に、分析データにより
下図のようなグラフが表示される場合があります。
箱ひげグラフ

連続データ(数値データ、年齢、価格等)の場合は、
最大、最小といった統計値を箱ひげグラフにて表示します。
上端が最大値、下端が最小値を表します。

原文参照機能

グラフ種別がマトリックスの場合はプロットを、棒グラフや帯グラフの場合はグラフをクリックすると
ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。

グラフ編集モード切り替え

グラフ編集モードボタンを押下すると、グラフの装飾を行うモードに切り替わります。
グラフタイトル、軸ラベル、等の文字サイズや文字色、グラフの色等を変更できます。
◇ タイトル
グラフのタイトルを編集します。 文字サイズの変更が可能です。
◇ 軸ラベル
軸ラベルの編集をします。 太字・文字色・文字サイズの変更が可能です。 選択要素のみか軸全体に反映するかを選択できます。
◇ グラフ
グラフの編集をします。 色の変更が可能です。 選択要素のみか系列全体に反映するかを選択できます。

表形式切り替え

表形式ボタンを押下すると、分析画面が表形式の画面に切り替わります。
分析画面が表形式の画面時に表形式ボタンを押下すると、グラフ形式の画面に切り替わります。

ファイル出力メニュー

ファイル出力ボタンを押下すると、以下の操作が実行できます。
◇ 画像出力
集計結果をPNG形式の画像に出力します。
◇ 表出力
集計結果(値・割合、グラフ)を MS-Excelに出力します。出力後は Excel で編集が可能です。

5.4 時系列分析

5.4.1 概要

選択されたグループに含まれるテキストの時系列変化を分析します。
データ量の推移を月別、週別、日別、時間帯別で見ることで、トレンドの把握だけでなく、
施策によるクレーム数の減少、広告による話題の盛り上がりなどの効果検証も可能です。

5.4.2 機能詳細

5.4.2.1 分析オプション

◇ グラフの種類

グラフ種別
分析結果を表示するグラフの種類を選択できます。

折れ線グラフ 棒グラフ 帯グラフ
集計単位
集計する期間単位を「年/月/週/日/時」から選択します。
週の始まりの曜日は、日曜日から土曜日を一週間とし、日曜日の日付を代表として表示しています。

◇ 系列の設定

系列
表示をデータ件数で時系列推移を表示するのか単語で時系列推移を表示するのか指定します。
デフォルトはテキスト件数の時系列推移を表示するよう設定されています。
単語指定(表示対象「単語」指定時)

  「設定」ボタンを押下して単語を指定します。
  単語は、ランキングの上位○子と指定したり
  ランキングから任意の単語を選択したり
  任意の単語を指定することができます。

◇ 比較

グループ比較、属性別比較はいずれかのみ設定可能です。
グループ比較(比較「グループ比較」指定時)
複数のグループ間でテキスト件数の推移を比較することが可能です。
属性別比較(表示対象「データ件数」指定時)
表示させる属性項目を選択します。複数の属性間でテキスト件数の推移を比較することが可能です。
テキスト件数、振分属性、MAデータ項目、テキスト属性、ユーザースコアから選択することができます。
前期比較
前期と比較することが可能です。
比較なし、前期比較、前年同期比較から選択することができます。
[テキストの件数推移 (規定値)]
選択されたグループのテキスト件数の推移をグラフで表示します。
[文字列型属性の場合]
属性項目で選択された属性のテキスト件数の推移をグラフで表示します。
[数量属性の場合]
属性項目で選択された属性が数値データの場合、平均値の推移をグラフで表示します。
[ユーザー定義スコアの場合]
属性項目で選択されたユーザー定義スコアの平均値の推移をグラフで表示します。
[振り分け属性]
データ属性として登録した振り分け属性別に件数推移をグラフで表示します。

◇ 時間軸の指定

日付項目
分析の基準とする日付項目を設定します。日付項目が複数ある場合は、日付項目をリストボックスから選択します。
集計期間
「全期間/日付指定/直近指定」から選択します。初期値は「全期間」です。
開始日(集計期間「日付指定」設定時)
表示する期間の始期をカレンダーから設定します。
終了日(集計期間「日付指定」設定時)
表示する期間の終期をカレンダーから設定します。
直近(集計期間「直近指定」設定時)
直近○日の日数を設定します。

◇ グラフの設定

凡例
凡例の表示/非表示を設定します。
また、凡例を表示する場合、表示位置を設定することができます。
値を表示
グラフ上の値表示を表示/非表示を設定します。
表示内容
表示を値(データ件数)と割合(構成比、%)で切り替えます。
件数でソート
件数の降順で表示します。

◇ 絞りこみ

表示を「全て表示/○件以上/上位○項目」で制限します。
また、属性項目もしくはグループ項目から、表示するまたは非表示にする値を選択して絞り込みができます。

表示属性(属性別比較「属性項目」設定時)
表示または非表示にする属性値を設定できます。
「項目選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから
表示/非標示させたい属性値を選択します。
「○件以上/上位○項目」を選択した場合は、
「非表示にする」属性値のみ選択可能となります。
振り分け属性を選択している場合は、直接属性値名を入力して
設定することができません。
表示グループ(比較「グループ比較」設定時)
表示または非表示にするグループを設定できます。
「項目選択」ボタンを押下し、別画面で表示されるリストから
表示/非標示させたいグループを選択します。
「○件以上/上位○項目」を選択した場合は、
「非表示にする」グループのみ選択可能となります。

5.4.2.2 時系列分析画面

設定した内容でグラフを表示します。

原文参照機能

グラフ種別が折れ線グラフの場合はプロットを、棒グラフや帯グラフの場合はグラフをクリックすると
ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。

表形式切り替え

表形式ボタンを押下すると、分析画面が表形式の画面に切り替わります。
分析画面が表形式の画面時に表形式ボタンを押下すると、グラフ形式の画面に切り替わります。

ファイル出力メニュー

ファイル出力ボタンを押下すると、以下の操作が可能です。

◇ 画像出力
集計結果を PNG形式の画像に出力することが可能です。
◇ 表出力
集計結果を MS-Excelに出力します。出力後は Excel で編集が可能です。



5.5 アラート分析

5.5.1 概要

プロジェクトにおいて増加傾向にある単語を抽出し、急騰順にグラフで表示します。
増加傾向にある問題の早期発見に活用できます。

5.5.2 機能詳細

5.5.2.1 分析オプション

◇ グラフの種類

集計単位
集計する時間の単位を「日次/週次/月次/年次」から選択します。

◇ 系列の設定

上位指定
表形式の上位○件(○は次項「表示順位」で指定した個数)の急増傾向の単語を常にグラフを表示させることができます。
選択数
常にグラフ表示する急増単語の個数を指定します。

◇ 時間軸の設定

日付項目
分析の基準とする日付項目を設定します。日付項目が複数ある場合は、日付項目を指定します。
集計期間
集計期間を数字で入力します。
集計単位が「週次」で、集計期間を「4」と設定した場合、直近4週間が集計期間となります。
着目時期
分析の基準となる日付を「直近/日時指定」から選択します。
着目日
着目時期「日付指定」の場合のみ表示されます。分析の基準となる日付をカレンダーから指定します。

◇ 表示設定

ポジネガ比率を表示
設定した評価軸でポジティブ/ネガティブ表現を分析し、割合と件数も表示しています。
緑と赤の棒グラフは、それぞれポジティブとネガティブの割合を表します。

◇ 絞り込み

品詞指定
分析結果に抽出する品詞を「全て/名詞/形容詞/動詞」から設定します。

◇ グラフの設定

凡例
凡例の表示/非表示を設定します。
また、凡例を表示する場合、表示位置を設定することができます。

5.5.2.2 アラート分析画面

グラフ

表形式でチェックを入れた単語の件数推移をグラフで表示します。
表示内容
抽出された急増傾向のある単語を表形式で表示しています。
直近もしくは着目日に最も近い集計単位内に偏って多く出現する単語を急増傾向の単語とし
偏り具合順に表示しています。例えば、集計単位「週次」とし、集計期間を「4」、着目時期を「直近」とした場合
過去4週間と直近の週を比較して、直近の週に偏って多く出現している単語を急増傾向の単語としています。
◇ No
表示順位が表示されます。
◇ 単語
単語が表示されます。
◇ 急騰スコア
直近もしくは着目日に最も近い集計単位に出現する偏り具合を指します。

原文参照機能

グラフ種別が折れ線グラフの場合はプロットを、棒グラフや帯グラフの場合はグラフをクリックすると
ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。

ファイル出力メニュー

ファイル出力ボタンを押下すると、以下の操作が可能です。
◇ 画像出力
集計結果を PNG形式の画像に出力することが可能です。



5.6 話題の広がり

5.6.1 概要

選択した単語を中心に、係り受けやキーワードの関係をグラフ形式で表示します。
ランキングよりマップで表示することにより一覧的かつ視覚的にとらえることができます。

5.6.2 話題の広がり 機能詳細

画面左の単語ランキングから中心に表示したい単語をクリックします。
選択単語を中心に、その単語の前後にある単語を集計し、件数の上位を表示します。


5.6.2.1 分析オプション

◇ 絞り込み

意味フラグ
1階層目と2階層目の関係性が「理由」もしくは「逆接」であるものに絞り込みます。

 理由 … 「AなのでB」など、AとBが原因と結果の関係に
 ある文章パターンを抽出できます。

 逆接 … 「AだけどB」など、AとBが対立または矛盾する
 文章パターンを抽出できます。

◇ 展開ノード数

ホップ1
2項目の単語を何個まで利用するのか設定します。デフォルトは10個です。
ホップ2
3項目の単語を何個まで利用するか設定します。デフォルトは3個です。

5.6.2.2 話題の広がり分析画面

分析結果をグラフ形式で表示します。
表示内容
選択単語、2項関係の単語、3項関係の単語とプロットの色が分かれています。
矢印の向きは、係り受けの流れを表しています。
バブルにカーソルを合わせると、選択単語とその単語に連結する矢印を強調表示します。
バブルをクリックすると、条件に一致する原文を参照できます。
ドラックでバブルの位置を調節できます。
単語ランキングの絞り込み
品詞または単語の一致条件を指定することで、単語ランキングの表示内容を絞込むことができます。

◇ 品詞
指定した品詞でランキングの表示内容を絞込みます。
絞込みたい品詞を「全て/名詞/形容詞/動詞」から指定します。
◇ 絞込み
指定した文字列でランキングの表示内容を絞込みます。
絞込みたい文字列と一致条件「部分一致/前方一致/後方一致/完全一致」を指定します。
チェックボックスのON/OFFで絞込みの有効/無効を切り替えることができます。
一度使用した条件は保存されます。

原文参照機能
バブルをクリックするとドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。
ダウンロードメニュー
ダウンロードボタンを押下すると、以下の操作が実行できます。
◇ 画像をPNG形式で出力
集計結果(グラフ)を画像に出力します。




5.7 マッピング

5.7.1 概要

選択グループ内の単語やグループの関係性を2次元マップ上に表現します。
マップ上にプロットされた情報は、その距離が近ければ近いほど関連性が高いことを表します。

5.7.2 機能詳細

5.7.2.1 分析オプション

◇ プロット

プロットの種類
「単語プロット」、「係り受けプロット」、「グループプロット」より、プロットする情報の種類を選択します。
表示項目
「単語プロット」または「係り受けプロット」を選択したときのみ表示されます。
デフォルトは個別に単語を指定するが選択されています。
[プロット設定 : 上位単語を使用する]
◇ ランキング上位
名詞・形容詞・動詞それぞれ単語/係り受けランキング上位設定件数が
表示されます。
◇ 品詞指定
利用する品詞を指定することが可能です。
◇ キーワードを利用する
キーワードを利用する場合の条件を設定することができます。
[プロット設定 : 個別に単語を指定する]
名詞のみの単語(または係り受け)ランキング上位
300件が表示されます。マッピングに利用する単語(または係り受け)に
チェックを付け、[OK]ボタンをクリックしてください。
◇ 全て選択/全て解除(全ページ)
全ページ分の単語(または係り受け)を一度に全て選択したり、
全て解除したりすることが可能です。
◇ 全て選択/全て解除(ページ内)
表示中のページの単語(または係り受け)を一度に全て選択したり、
全て解除したりすることが可能です。
◇ CSV読込
CSVファイルからリストに単語(または係り受け)を追加することが可能です。
◇ CSV出力
リスト上の単語(または係り受け)をCSVファイルに出力します。
[プロット設定 : ユーザー定義スコアを指定]
マッピングに利用するスコア名にチェックを付け、[OK]ボタンをクリックしてください。

◇ 全て選択/全て解除
スコア名を一度に全て選択したり、全て解除したりする ことが可能です。

◇ 比較

グループ比較
複数の子グループを持つグループを選択している場合のみ表示されます。
現在選択されているグループの下位一階層をマッピング対象とします。

◇ 軸指定

軸の指定
「共起で自動算出」または「属性指定」を選択します。
共起で自動算出
単語や係り受けの同一テキスト内での同時出現傾向(共起関係)をもとに、分析の軸を算出します。
共起関係にある単語や係り受けの位置がより近くなるようにマッピングされます。
属性指定
横軸、縦軸に数値型の属性を使用することが出来ます。
指定された属性の値が近い単語や係り受けは、プロット位置が近くなるようにマッピングされます。



「属性指定」に指定できるデータ型は数値型の属性のみです。

縦軸/横軸
単語や係り受け、グループ間の関連性をよく表現する順に、第1、第2・・・第n軸となっています。
軸の指定方法を「属性指定」にした場合は、各属性名が表示されます。

◇ サーモグラフ

色付け基準
色付けの基準を指定します。
◇ 選択グループ(相対表示)
選択した内容に含まれるテキストのみを基準に色付けを行います。
◇ 倍率値(絶対表示)
選択されていない内容も含めた全データを基準に色付けを行います。
数値属性で重み付けする
テキストごとに重みを付けたい場合に使用します。
◇ 属性
設定できるのは数値型の属性のみで、設定した属性の値を基準として、
値の高い部分を赤く表示します。
通常は、1テキストの重み(件数)は「1」として計算されますが、
重み付けを行うと、その値を重みとして計算されます
色濃度
サーモグラフを表示した際の、赤の強さを指定します。0~3の範囲で調整します。
等高線
チェックを入れると等高線表示になります。
◇ 線の数
等高線を表示する際、いくつの線で区切るかを設定します。
2本~50本の間で指定します。



等高線表示をしている時に、サーモグラフの任意の場所をクリックすることでテキスト抽出が行えます。
[等高線の内部]
選択した等高線より内側にあるテキストを全て抽出します。

[選択付近]
オプションで設定した範囲に入るテキストを抽出します。

絞込み
[絞込み設定 : 全て]
単語表示・色付け表示共に、選択グループを対象とします。
[絞込み設定 : 絞込み]
単語は選択グループで表示され、色付けは選択グループの下位グループを対象とします。
リスト内に下位グループが表示されるので、サーモグラフ表示をするグループをチェックで選択します。
◇ 合算
色付け表示を、選択グループ、選択項目の全データで表示します。
◇ 差分
色付け表示を、中心となるグループとの差分で表示します。
◇ 個別に表示(アニメーション)
複数データの色付け表示を、アニメーションのように連続表示します。

差分の色について
カラー部分..........他グループよりも多い
青............................グループ間の差異はほとんどない
黒............................他グループよりも少ない



◇ 表示結果の調整

関連度の線
全ての線の数を100%として、関連度の値が高い上位 n %の線のみ表示します。
グループ比較の場合
グループと関連性の強い単語、係り受けに線が引かれます。
グループ比較でない場合
関連性の強い単語同士と関連性の強い係り受け同士に線が引かれます。
グループプロットの場合
属性を指定した場合、グループと関連性の強い属性に線が引かれます。
プロット数
プロットした単語などのうち、上位○%だけを表示させることができます。

5.7.2.2 マッピング分析画面

選択グループに含まれる単語や係り受けやグループの関連性を視覚的に表現します。



原文参照機能

気になる単語や係り受けをダブルクリックすると、ドリルダウン画面が起動し原文を確認することができます。

ダウンロードメニュー

◇ 画像出力
グラフをPNG形式の画像に出力することが可能です。
◇ MS-PP出力
MS-PowerPoint にオブジェクトとして出力します。出力後は、PowerPoint 上でプロットの編集が行なえます。



5.8 特徴マップ

5.8.1 概要

グループに偏って出現している属性値をデータ上から網羅的に探し出し、関連性の高いものをグラフ形式でグラフィカルに表現します。
グラフ上にプロットされた情報は、グループ-属性間の線が太ければ太いほど、関連性が高いことを表します。

5.8.2 機能詳細

5.8.2.1 分析オプション

◇ 中心プロット(グループ)

選択グループを中心としたプロットを作成します。
グループ比較
複数の子グループを持つグループを選択している場合に使用できます。
現在選択されているグループの下位一階層を対象とします。
プロット
選択グループの単語(名詞)を上位何件表示するか、または表示する単語を個別に設定します。

◇ 中心プロット(単語)

選択グループに属する単語を中心としたプロットを作成します。


プロット
選択グループの単語(名詞)を上位何件表示するか、または表示する単語を個別に設定します。

◇ 周辺プロット

プロット
マップ表示形式において、グループの周囲に配置する属性値の最大プロット数を指定します。
属性
中心プロットがグループ時のみ使用できます。グループの周囲に配置するプロットをテキスト属性で選択します。

◇ 表示設定

表示
表示対象とする有意水準を指定します。
スコアの閾値
表示するスコアの閾値を0~1までの間で指定します。
凡例の表示
凡例の表示 / 非表示を設定します。
スコアの表示
スコア値を常に表示 / 非表示を設定します。


特徴マップで使用するスコアについて

特徴マップで使用するスコアは、属性値の出現数が対象グループにおいてどの程度偏っているかを表しています。

キーワード抽出やホットスポットと同様、カイ2乗値を利用したクラメールの連関係数(V)により、確率分布中央(期待値)からのずれ(偏差)を数値化しており、偏りがない場合は0、偏りが最大のときは1をとります。

例として、グループyにおける属性値tのスコアを算出する場合は、以下の計算式となります。

属性値tの件数 属性値t以外の件数 Σ
グループy
a+b
親グループにおける
グループy以外
c+d
Σ a+c b+d

①カイ2乗値(Χ2)の計算

Χ2 = n (ad - bc)2 / (a + b) (c + d) (a + c) (b + d)

②クラメールの連関係数(V)の計算

V = √ Χ2 / n (2 - 1)

③不等号判定

ad - bc > 0 のとき

 偏りスコア = V

ad - bc < 0 のとき

 偏りスコア = V * -1

※a b c d の値の何れかが5以下の場合、イェーツの補正処理が入ります。
 その為、補正処理の該当ケースでは上記偏りスコアの計算値と異なる場合があります。



5.8.2.2 特徴マップ分析画面

分析オプションで設定した内容に基づいて結果をグラフ形式で表示します。
マウスカーソルをノードに合わせると、ノードに関連する項目をハイライト表示することができます。

原文参照機能

グループまたは属性値をクリックすると
ドリルダウン画面が起動し、原文確認やドリルダウン分析を進めることができます。

また、複数のグループに紐づくプロットをクリックすると、下記のメニューが表示され、
ドリルダウンの対象とするデータ集合を指定することができます。


表形式切り替え

表形式ボタンを押下すると、分析画面が表形式の画面に切り替わります。

分析画面が表形式の画面時に表形式ボタンを押下すると、表形式の画面に切り替わります。

ファイル出力メニュー

ファイル出力ボタンを押下すると、以下の操作が可能です。


◇ 画像出力
集計結果を PNG形式の画像に出力することが可能です。
◇ 表出力
集計結果を表形式で出力します。出力後は Excel 等で編集が可能です。



6. データ参照

6.1 概要

選択されたグループに含まれるデータの原文を参照することができます。
CyberPatent Desk テキストマイニングでは様々な分析機能により定量的な分析結果を出力しますが、
分類・集計結果に紐づくテキストの原文を適宜参照することも重要です。

6.2 機能詳細



タイトルに表示対象のグループとそのテキスト件数を表示します。

ファイル出力

テキスト一覧(属性情報含む)をCSV形式でファイルに出力します。

6.2.1 テキスト一覧

選択グループに含まれるテキストをリスト形式で表示します。

表示内容

◇ ID
CyberPatent Desk テキストマイニングが独自に採番するID(MaterialId)が表示されます。
◇ テキスト
テキストの内容がスニペットで表示されます。

ページ切替

表示対象のデータについて、1ページに最大50件を一覧表示し、「ページ数/総ページ数」を表示します。
対象となるデータの件数が多い場合は、ページを分けて表示されます。
ボタン操作で[先頭ページ][前ページ][次ページ][最終ページ]へ移動することができ、またページ番号を直接指定することもできます

6.2.2 テキスト本文

テキスト一覧で選択したテキストの本文を表示します。(句点、!、?は自動的に改行して表示されます)

6.2.3 属性一覧

テキスト一覧で選択したテキストの属性情報を一覧で表示します。

6.2.4 属性値

属性一覧で選択した属性の属性値を表示します。


7. グループ編集

7.1 概要

選択されたグループの抽出条件の変更、グループ設定を編集できます。

7.2 機能詳細



◇ 設定内容を保存
変更した内容が保存されます。

7.3 抽出条件

グループの抽出条件を変更します。
※ 抽出条件タブは、選択グループが通常グループ、合算グループ、etcグループ、ラベル、排他ラベルの場合に表示されます。



7.3.1 抽出条件

グループに設定された抽出条件が一覧で表示されます。
通常グループのみ抽出条件の変更が可能です。
◇ 新しい条件を追加
抽出条件を新たに追加します。
抽出条件の設定方法の詳細は3. グループの作成をご参照ください。
◇ 条件を編集
選択した抽出条件を編集します。
抽出条件の設定方法の詳細は3. グループの作成をご参照ください。
◇ 条件を削除
選択した抽出条件を削除します。
◇ 抽出条件の並び替え
選択した抽出条件の順番を「↑」「↓」で変更します。
◇ いずれかを含む(OR) / 全てを含む(AND)
抽出条件が複数ある場合に、抽出条件のいずれかを含む文章の抽出を行うか、全てを含む文章の抽出を行うかを設定します。
◇ 抽出プレビュー
設定した抽出条件のデータでプレビューを表示します。

7.3.2 プレビュー

グループのデータでプレビュー表示します。
「抽出プレビュー」ボタンを押下することにより、設定内容保存前にデータを確認することができます。
◇ ファイル出力
テキスト一覧(属性情報含む)をCSV形式でファイルに出力します。

7.4 グループ設定

グループ設定を変更します。



◇ グループの名称
グループの名称を変更します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
複数のテキストフィールドがある場合、分析の対象とするテキストフィールドを選択することが可能です。
◇ 統計値は算出しない
統計値の算出有無を設定します。

7.5 学習・分類

分類手法の変更や、学習、分類の実行操作を行います。
※ 学習・分類タブは、選択グループが機械学習グループ(ナイーブベイズ)の場合に表示されます。



◇ 学習と分類を続けて実行
学習の実行後、続けて分類の実行を自動で行います。
分類対象データは「すべてのデータを再分類する」「未分類のデータのみ分類する」の2種類から選択できます。
◇ 学習のみ実行
学習の実行を行います。
◇ 分類のみ実行
分類の実行を行います。
分類対象データは「すべてのデータを再分類する」「未分類のデータのみ分類する」の2種類から選択できます。
◇ 分類手法
機械学習のアルゴリズムを選択します。
◇ 優位度
分類実行の閾値とする優位度を入力します。
優位度とは「分類候補上位2グループ間の対数尤度差」を表す値で、分類対象テキストごとに算出されます。
この値が大きければ大きいほど分類の確度が高いことを示します。
◇ 学習に使用する単語
学習に使用する単語数を変更します。

7.6 教師データ

教師データの設定を行います。
※ 教師データタブは、選択グループが分類グループ、未分類グループの場合に表示されます。



7.6.1 教師データ

当該分類グループに登録されている教師データの管理を行います。
◇ 教師データ一覧
教師データの一覧を表示します。
◇ CSV読込
テキストファイルの読み込みを行います。
読込を行なう際は、取り込みデータとして下記のような並びのテキストファイルを準備します。
(項目名は必要ありません。)

テキスト本文
教師データ1
教師データ2
教師データ3
◇ 削除
選択した教師データを削除します。

7.6.2 分類されたデータ

分類されたデータを表示します。
◇ ファイル出力
テキスト一覧(属性情報含む)をCSV形式でファイルに出力します。
◇ 教師データ登録
選択したテキストを教師データ一覧にドラッグ&ドロップすることで、教師データに登録することができます。

右クリックメニュー

◇ データを移動する
選択したテキストを同階層の分類グループ(未分類グループ含む)に移動することができます。
◇ 教師データに登録する
選択したテキストを同階層の分類グループ(未分類グループ含まない)の教師データに登録することができます。

7.7 分類モデル

分類モデルを表示します。
※ 分類タブは、選択グループが機械学習グループ(トピックモデル)の場合に表示されます。



◇ 分類条件
作成時に設定した条件を表示します
◇ 分類グループを再作成
分類条件を変更し、再度分類を行います。
◇ 分類を再実行
分類結果をクリアし、再度同一条件で分類を行います。
◇ 分類モデル一覧
分類条件から作成されたモデルデータを表示します。

7.7.1 分類グループを再作成

分類条件を変更し、再度分類を行います。



実行前に、グループ削除の確認メッセージが表示されます。
はい で条件の再設定画面が表示されます。
いいえ でキャンセルします。


◇ 作成する分類グループ数
分類する数を指定します。2~100までの整数で指定します。
◇ 基準単語の指定方法
分類条件に使用する単語の指定方法を選択します。
◇ 上位単語を使用する
利用する品詞で選択した品詞の出現件数が高い単語を指定件数分使用します。
◇ 個別に単語を指定する
先述した3.5.1.1 単語指定で使用する単語を直接選択します。
◇ その他グループを同時に作成する
分類結果に加えてその他グループを同時に作成するかを選択します。
分類されなかったテキストが格納されます
◇ グループ内の特徴的な単語を分類グループ名にする
分類結果からグループ名を付けるかどうかを選択します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。

7.7.2 分類を再実行

分類結果をクリアし、同一条件で再度分類を行います。



実行前に、分類結果データ削除の確認メッセージが表示されます。
はい で分類を再実行します。
いいえ でキャンセルします。

7.8 モデルデータ

分類結果の確認をします。
※ モデルタブは、選択グループが機械学習グループ(トピックモデル)の分類結果グループの場合に表示されます。



◇ モデルデータ
分類条件から作成されたモデルデータを表示します。
◇ 分類条件
作成時に設定した条件を表示します
◇ 分類結果データを表示
選択グループに分類されたテキストの一覧を表示します。

7.9 個別テキスト

グループに含めるテキスト・含めないテキストを設定します。
テキストを追加・削除は、設定内容を保存をクリックしたときに登録されます。
※ 個別テキストタブは、選択グループが排他ラベルか合算グループの配下ではない通常グループの場合に表示されます。

7.9.1 グループに含めるテキスト

個別に選択グループに含めるテキストの設定をします。
追加対象に選択するテキストは、親グループに所属するテキストから取得します。


◇ 含めるテキスト一覧
登録されている含めるテキストの一覧を表示します。
◇ テキストを追加
後述の含めるテキストの選択で追加するテキストを指定します。
◇ 選択したテキストを削除
含めるテキストの一覧でチェックしたテキストを、含めるテキストから除外します。

含めるテキストの選択



◇ テキスト一覧
親グループに所属するテキストの一覧を表示します。
◇ 追加
テキスト一覧でチェックされているテキストを含めるテキストに追加します。
◇ 全選択(ページ内)
テキスト一覧の現在のページに表示されているテキストをすべて選択します。
◇ 全解除(ページ内)
テキスト一覧の現在のページに表示されているテキストの選択をすべて解除します。

7.9.2 グループに含めないテキスト

個別に選択グループから、除外するテキストを選択します。
除外対象に選択するテキストは、選択グループに所属するテキストから取得します。


◇ 含めないテキスト一覧
登録されている含めないテキストの一覧を表示します。
◇ テキストを追加
後述の含めないテキストの選択で除外対象に追加するテキストを指定します。
◇ 選択したテキストを削除
含めないテキストの一覧でチェックしたテキストを、含めるテキストから除外します。

含めないテキストの選択



◇ テキスト一覧
選択グループに所属するテキストの一覧を表示します。
◇ 追加
テキスト一覧でチェックされているテキストを含めないテキストに追加します。
◇ 全選択(ページ内)
テキスト一覧の現在のページに表示されているテキストをすべて選択します。
◇ 全解除(ページ内)
テキスト一覧の現在のページに表示されているテキストの選択をすべて解除します。


8. データエクスポート

※ グループ権限が「原文ダウンロード可」の場合に使用できます。

8.1 概要

プロジェクト内に保存されているデータに、CyberPatent Desk テキストマイニングで分析した結果を付与して、CSV形式のファイルに出力する機能です。
選択グループが出力対象となります。

グループを右クリック-「データエクスポート」を選択するとデータエクスポート画面が表示されます。









CSVファイルに出力したい項目にチェック(必要であれば詳細な内容を設定)して、「実行」ボタンをクリックします。
エクスポートしたファイルは、データエクスポート一覧に表示されます。
データエクスポート一覧により出力対象を選択しダウンロードを行います。

8.2 機能詳細

8.2.1 データエクスポート


8.2.1.1 エクスポートするフィールド

チェックすると、プロジェクト内に保存されているテキストデータの内容(本文や、属性項目の内容)を出力します。出力時の並び順を指定することも出来ます。
※「MaterialID」は、CyberPatent Desk テキストマイニングが内部的に保持しているキー項目です。


◇ ↑
項目位置を上(CSVファイル上の左)へ移動し、出力の際の並び順を変更します。
◇ ↓
項目位置を下(CSVファイル上の右)へ移動し、出力の際の並び順を変更します。
◇ 全て選択
全ての項目にチェックし、出力対象とします。
◇ 全て解除
全ての項目からチェックを外し、出力対象から除外します。

8.2.1.2 出力するフラグ

チェックすると、各テキストデータに対して分類・解析結果をフラグとして付与して出力することができます。

8.2.1.2.1 所属グループ

チェックすると、選択したグループの1階層のみ出力対象にするか、下位の全ての階層を出力対象にするか選択できます。

8.2.1.2.2 単語の有無/係り受けの有無

チェックすると、各テキストデータが指定した単語や係り受けを利用しているか否かの情報を、「1(利用している)」「0(利用していない)」をフラグ化して出力します。
◇ ランキングの上位(n)個
出力対象グループ内のランキングの上位単語が出力対象となります。
◇ 個別に単語を選択する
出力内容を任意に選択することが可能です。

※ 注意!
[表示される単語・係り受け]
◇ 個別に単語を指定した場合
各品詞につき指定した上位n位の単語が表示されます。
◇ 個別に係り受けを指定した場合
各組み合わせにつき指定した上位n位の係り受けが表示されます。

8.2.1.2.3 ユーザスコア

チェックすると、各テキストデータに対し、ユーザー定義スコアとして設定されている各スコア別の得点を出力します。

8.2.2 データエクスポート一覧

データエクスポートのタスク一覧が表示されます。
この画面からエクスポート結果をダウンロードすることができます。

表示内容

◇ ID
データエクスポート処理のタスク番号が表示されます。
◇ 出力グループ
データエクスポートを実行したグループ名が表示されます。
◇ 件数
エクスポートされるデータの件数が表示されます。
◇ 完了日時
データエクスポート処理のステータス(待機中、処理中、エラー)及びエクスポート処理が完了した日時が表示されます。

右クリックメニュー

◇ ダウンロード
エクスポート結果をダウンロードします。
◇ 削除
エクスポート結果を一覧より削除します。

ダブルクリック

エクスポート結果をダウンロードします。

閉じる

タスク一覧画面を閉じます。




9. レポート

9.1 概要

お気に入りをフォルダ単位でレポーティングする機能です。

9.2 機能詳細

9.2.1 お気に入り一覧

プロジェクトに登録されているお気に入りをツリー形式で表示します。  
◇ お気に入り
お気に入りの名称を表示します。
◇ 機能
登録した分析機能を表示します。
◇ フォルダ作成
選択階層にフォルダを作成します。
◇ 並べ替え
ドラッグ&ドロップでお気に入りの登録順を並び替えることができます。
並び替えた順でレポートを表示します。

9.2.2 レポート

お気に入り一覧で選択したお気に入りをレポートとして表示します。
フォルダを選択した場合はフォルダ内のお気に入りを、お気に入りを選択した場合は同一階層のお気に入りを出力対象とします。



9.2.2.1 レポート設定

 フォルダ名
選択階層のフォルダ名を表示します。
 レポート設定
レポート設定画面を表示します。
レポート設定画面

◇ ページサイズ
ページの表示サイズを変更します。
 全てのページをPowerPointに出力
現在の設定内容で全ページをPowerPointに出力します。
 レポート保存
現在の設定内容を保存します。

9.2.2.2 レポート

選択した階層のお気に入りをPowerPoint出力用のレポートとして表示します。
レイアウトの設定にあわせて各ページお気に入りを配置します。
 このページをPowerPointに出力
現在の設定で指定ページをPowerPointファイルに出力します。
ページタイトル
ページのタイトルを設定します。
コンテンツ
お気に入りの分析結果を表示します。
◇ コンテンツ設定
 グラフ編集モード
クロス分析のみ表示します。
分析機能と同等のグラフの装飾を行えます。
 分析画面でお気に入り実行
分析タブに移動して指定したお気に入りを実行します。
 お気に入り表示設定
お気に入りの表示設定画面を表示します。
タイトルを表示
タイトルの表示、非表示を選択します。
コメントを表示
コメントの表示、非表示を選択します。
グラフタイトルを表示
グラフタイトルの表示、非表示を選択します。
クロス分析、時系列分析、アラート分析で設定可能です。
凡例を表示
凡例の表示、非表示を選択します。
クロス分析、時系列分析、アラート分析、特徴マップで設定可能です。
凡例表示位置
凡例の表示位置を選択します。
クロス分析、時系列分析、アラート分析で設定可能です。
フォント拡大率
グラフの文字サイズを調整します。
クロス分析で設定可能です。
値を表示
値の表示、非表示を選択します。
グラフ系の分析のみ設定可能です。
表形式で表示
表形式で表示するかどうかを選択、設定します。
クロス分析、時系列分析、特徴マップで設定可能です。
表形式設定
表形式の表示内容を設定します。
ランキング、キーワード抽出で設定可能です。
◇ コンテンツタイトル
コンテンツのタイトルを表示、設定します。
初期状態ではお気に入りのタイトルを表示します。
◇ コンテンツコメント
コンテンツのコメントを表示、設定します。
初期状態ではお気に入りのコメントを表示します。
◇ 分析結果
お気に入りの分析結果を表示します。