テキストマイニング

1. 画面構成

1.1 全体画面構成



CyberPatent Desk テキストマイニングのホーム画面は、以下の項目で構成されています。

1.1.1 プロジェクト管理機能メニュー

◇ CyberPatent Desk テキストマイニングロゴ
ホーム画面に移動します。
◇ 辞書管理
辞書管理を表示します。
◇ プロジェクト設定
プロジェクト設定を表示します。
◇ お気に入り
お気に入り一覧を表示します。
◇ タスク
タスク一覧を表示します。

1.1.2 システムメニュー

◇ 活用ガイド(基本操作)
基本的な操作方法を記載したPDFファイルをダウンロードします。
◇ 動画サポート
活用方法を紹介する動画ページを表示します。
ホーム
ホーム画面に移動します。
ヘルプ
このヘルプを表示します。
ログアウト
CyberPatent Desk テキストマイニングからログアウトします。

1.1.3 分析メニュータブ

◇ 分析
分析機能を表示します。
◇ データ参照
データ参照を表示します。
◇ グループ編集
グループ編集を表示します。

1.1.4 グループツリー

膨大なテキストデータを効率よく分析するために、テキストを各種の条件で分類します。
この分類を「グループ」と呼びます。グループは階層的に作成され、その結果がグループツリーに保存されます。
グループツリーでグループを選択することで、選択されたグループを対象にして単語ランキングを分析するなど、
各種の分析を行なうことが可能となります。
詳細は3. グループの作成をご参照ください。

グループ作成
選択グループの下位階層下に新規グループを作成します。
詳細は4.1 グループの作成・編集をご参照ください。
コピー
◇ グループをコピー
選択グループおよび下位階層のグループをコピーします。
◇ 選択グループのみコピー
選択グループのみをコピーします。
◇ 下位グループのみコピー
選択グループの下位グループのみをコピーします。
貼り付け
選択グループの下位階層下にコピーしたグループを貼り付けます。
グループの削除
選択グループを削除します。

[ >> ]をクリックするとグループツリーを非表示にします。


1.1.5 分析画面

現在選択中の分析結果が表示されます。
各機能の詳細は分析機能を参照して下さい。

1.1.6 分析オプション

現在選択中の分析機能に関わるオプションを表示します。
詳細はそれぞれの分析画面を参照して下さい。

[ >> ]をクリックすると分析オプションを非表示にします。



1.2 ドリルダウン

1.2.1 ドリルダウンとは

各分析機能から実際のデータの原文を参照したり、更に掘り下げて分析を行う機能です。

1.2.2 機能詳細

◇ ドリルダウンの呼び出し
分析結果の各項目をダブルクリックすることで、それぞれの条件でドリルダウンを呼び出すことができます。
呼び出し方法については各分析機能の説明をご参照ください。

◇ ドリルダウン:データ参照画面
※ グループ権限が「データ参照表示可」の場合に使用できます。


タイトルには表示対象のテキスト件数を表示されます。


ファイル出力
※ グループ権限が「原文ダウンロード可」の場合に使用できます。
テキスト一覧(属性情報を含む)をCSV形式でファイルに出力します。

1.2.2.1 テキスト一覧

対象のテキストをリスト形式で表示します。

表示内容

◇ No.
連番が表示されます。
◇ テキスト
テキストの内容がスニペットで表示されます。
◇ 既読
テキストの既読/未読の状態が表示されます。
◇ 重要度
テキストの重要度が表示されます。
◇ メモ
テキストのメモが表示されます。

ページ切替

表示対象のデータについて、1ページに最大50件を一覧表示し、「ページ数/総ページ数」を表示します。
対象となるデータの件数が多い場合は、ページを分けて表示されます。
ボタン操作で[先頭ページ][前ページ][次ページ][最終ページ]へ移動することができ、またページ番号を直接指定することもできます

右クリックメニュー

◇ 選択した文献の「文献一覧」を表示します。
選択した文献の文献情報でCyberPatent Deskの一覧表示画面を表示します。
([選択した文献の一覧表示]ボタンも同様。)
◇ 選択した文献の「公報めくり」を表示します。
選択した文献の文献情報でCyberPatent Deskのめくり画面を表示します。
([選択した文献の公報めくり]ボタンも同様。)
◇ 全文献の「文献一覧」を表示します。
全文献の文献情報でCyberPatent Deskの一覧表示画面を表示します。
([全文献の一覧表示]ボタンも同様。)
◇ 全文献の「公報めくり」を表示します。
全文献の文献情報でCyberPatent Deskのめくり画面を表示します。
([全文献の公報めくり]ボタンも同様。)
◇ 既読
選択されているテキストを既読にします。一覧の既読に「○」が表示されます。
◇ 未読
選択されているテキストを未読にします。一覧の既読は空白で表示されます。
◇ 重要度
選択されているテキストの重要度を設定します。
「A」「B」「C」「解除」から選択でき、一覧の重要度に設定した値が表示されます。
◇ メモの追記
フリーメモ編集 - 追記 を表示します。メモがある場合、一覧のメモに「○」が表示されます。
◇ メモの上書
フリーメモ編集 - 上書き を表示します。メモがない場合、一覧のメモは空白で表示されます。

チェックを入れることや、Ctrlキー、もしくはShiftキーを押しながら一覧を選択することで複数選択することができます。
また、選択列一番上のチェックを入れることで項目の「全選択/前解除」をすることができます。

フリーメモ編集



◇ フリーメモ編集 - 追記
テキスト一覧で選択されているテキストに区切り文字を付加してメモを登録します。
◇ フリーメモ編集 - 上書き
テキスト一覧で選択されているテキストのメモに上書き登録します。
この場合、以前登録していた内容は上書きされてしまいますのでご注意ください。

1.2.2.2 テキスト本文

テキスト一覧で選択したテキストの本文を表示します。(句点、!、?は自動的に改行して表示されます)

1.2.2.3 属性値

属性一覧で選択した属性の属性値を表示します。

1.2.2.4 属性一覧

テキスト一覧で選択したテキストの属性情報を一覧で表示します。

1.2.2.5 パンくず

ドリルダウンの履歴を表示します。パンくずをクリックすることでそのドリルダウンに戻ることができます。




◇ ドリルダウン分析の実行
※ グループ権限が「ドリルダウン可」の場合に使用できます。
現在表示中の集計範囲に対し、ランキング、キーワード抽出、クロス分析、時系列分析の4種の分析機能を実行できます。
各分析画面の内容をダブルクリックすることで、更に集計範囲を絞って表示することができます。
ドリルダウン分析は複数回実行することができます。




分析メニュー / 分析画面

分析メニューで選択した分析画面を表示します。 詳細は以下をご参照ください。

ランキング

キーワード抽出

クロス分析

時系列分析



ドリルダウンで使用できる分析機能は簡易的なものです。より詳細な分析はメイン画面の分析機能を使用してください。




2.2 プロジェクト設定

このプロジェクトに関する個別の設定を行うことができます。



メニューをクリックすることで各設定の画面に遷移します。

2.2.1 MAデータ登録

2.2.1.1 概要

テキスト文章には、1つの項目に複数の値が登録されているものが存在します。
また、値が複数の項目に渡る場合などに、複数入力できるようなフィールド設計となっているケースがあります。
このような属性項目をMA(マルチアンサー)と呼びます。MAの場合、一般的に入力データの形式は
1・0フラグ型か、同種フィールド型のいずれかになります。

通常これらのデータは、全ての列を独立して捉え、個々のフィールド単位での集計しか行ないません。
MAデータ登録することで、複数列を疑似的に1フィールドとして捉え、属性クロス分析による
各種集計やグループ作成に活用可能となります。



MA登録前は個別の列の集計結果のみ表示します。
MA登録後複数列での集計結果が表示可能となります。また、MAデータを利用したグループの作成も可能です。

2.2.1.2 機能詳細



2.2.1.2.1 MA登録データ一覧

登録されているMA属性を一覧表示します。
◇ MA属性名
登録したMAデータの名称を表します。
◇ タイプ
MAのデータ形式を表します。「1・0フラグ型」、「区切り文字型」、「同種フィールド型」の3種が利用できます。
◇ テキスト属性
MA対象となるテキスト属性を表します。
◇ True値・区切り
「1・0フラグ型」、「区切り文字型」の場合表示されます。
◇ 削除
[削除]をクリックすると対象削除単語を削除します。

2.2.1.2.2 MAの追加・編集

MAデータの追加・編集を行ないます。


MA属性名
登録するMAの任意の名称を入力します。
タイプ
MAに登録する属性項目の、データ形式を選択します。



1・0フラグ型
ID 参考文献_1 参考文献_2 参考文献_3
1 1 0 1
2 1 1 1
3 0 0 1

同種フィールド型
ID 審査日 審理日 公開日
1 2000/04/02 2000/04/12 2000/04/25
2 2000/04/26 2000/05/12 2000/04/20
3 2000/06/01 2000/06/10 2000/06/20

区切り文字型
ID 出願番号
1 実願2002-1001|実願2002-2001|実願2002-3001
2 実願2002-1002|実願2002-2002|実願2002-3002
3 実願2002-1003|実願2002-2003|実願2002-3003

テキスト属性
MAに登録する属性項目にチェックをします。
True値/区切り文字型
1・0フラグ型
その項目が「True(真・YES・ON)」であることを表す場合の値をリストより選択します。また直接、値を設定できます。
同種フィールド型
設定の必要はありません。
区切り文字型
区切り文字を指定します。
「パイプ」、「タブ」、「カンマ」、「半角スペース」、「全角スペース」から選択します。また直接、値を設定できます。
制限事項
MA項目は、データ型が「文字列型」のみ登録可能です。「数値型」の属性項目は設定できません。
MAとして登録する項目は、プロジェクト作成時に「文字列型」に変更して下さい。


2.2.2 振り分け属性設定

2.2.2.1 概要

各種のグループ作成で振り分けられた情報を、データ属性として登録することができます。
これにより、ある自由回答設問で回答した内容によって、他の自由回答設問でどのような回答をしているか、
または、問合せの内容別に回答内容の傾向をキーワード抽出するといったことが可能となります。

振り分け属性の登録方法については、「4 グループツリー」の「振り分け属性」をご参照ください。

2.2.2.2 機能詳細


2.2.2.2.1 振り分け属性の一覧

登録されている振り分け属性名を一覧表示します。
◇ 新規追加
振り分け属性グループを新規登録します。
◇ 属性名
登録した属性名を表します。
◇ 削除
選択している振り分け属性を削除します。登録グループの一覧も全て削除されます。
◇ 並び替え
振り分け属性をドラッグして順序を移動させることができます。

2.2.2.2.2 登録グループ

振り分け属性として登録されたグループの一覧を表示します。
◇ 選択
チェックが入ったグループが振り分け属性として登録されたグループとなります。
◇ グループ
グループ名を表します。
振り分け属性に登録されているグループの削除
振り分け属性として登録されているグループは削除することが出来ません。
削除したい場合は、振り分け属性を削除してからグループの削除を行なってください。

2.2.2.2.3 並び替え

振り分け属性として登録されているグループの並び順を変更します。

◇ 所属グループ
登録したグループ名を表します。
列ヘッダーをクリックするとグループ名の昇順に並び替えます。再度クリックすると降順に並び替えます。
◇ 件数
登録したグループ件数を表します。
列ヘッダーをクリックするとグループ件数の昇順に並び替えます。再度クリックすると降順に並び替えます。
◇ 上へ
選択しているグループの順番を一つ上にします。
◇ 下へ
選択しているグループの順番を一つ下にします。

2.2.3 ユーザー定義スコア設定

2.2.3.1 概要

注目したい単語や係り受けをユーザー定義スコアとして登録することができます。
注目の単語や係り受けを登録する際、それぞれの単語や係り受けに対して重み付けの点数を
付けることで、テキストごとに登録単語の出現から点数付け(スコアリング)を行なうことが可能です。


スコアの定義はユーザーが自由に設定することができ、ユーザー定義スコアを利用することで、
膨大なテキストの中から注目すべきテキストを抽出することが可能となります。



ユーザー定義スコアは下記のように、様々な分析機能で利用することが可能です。
  • スコアを用いた時系列推移(時系列モニタ)
  • スコアを用いたマッピング
  • スコアを属性データとして利用したクロス分析
  • スコアを属性データとして利用したキーワード抽出
  • スコアを用いた絞込み条件が行えるデータ参照

2.2.3.2 機能詳細



2.2.3.2.1 スコア軸一覧

登録されているスコア軸の一覧を表示します。
使用
チェックされているスコアを使用します。
スコア名
登録したスコア名を表します。

2.2.3.2.2 スコア定義

選択されているスコア軸に登録した、単語や係り受けの一覧を表示します。
単語・係り受け
登録した単語を表します。
品詞
登録した品詞を表します。
スコア
登録したスコアを表します。

スコアは
注目の単語や係り受けを登録する際、それぞれの単語や係り受けに対して重み付けの点数を付けることで、テキストごとに
登録単語の出現から点数付け(スコアリング)を行なうことが可能です。
ユーザ定義スコアを利用することで、膨大なテキストの中から注目すべきテキストを抽出することが可能となります。


2.2.3.2.3 スコア軸の追加 / 削除 / 変更

スコア軸に対する操作を行ないます。
◇ 追加
スコアを新規追加します。

スコア名を入力します。
文字色と背景色をクリックして色を指定すると、単語ランキング等で
登録された単語がこの色で表示されます。
◇ 削除
スコアを削除します。
◇ 変更
スコアの文字色、背景色を変更します。
※スコア名は変更出来ません。

2.2.3.2.4 他プロジェクトからインポート

他のプロジェクトのスコア作成情報をインポートすることができます。
「他プロジェクトからインポート」を選択するとプロジェクト選択を表示します。

インポート元となるプロジェクト名のリンクを選択します。




制限事項
インポート元のプロジェクトにのみ存在するスコア軸をインポートします。
インポート先プロジェクトに同一名称のスコア軸が存在する場合は対象のスコア軸のインポートは行われません。


2.2.3.2.5 スコア定義の追加 / 削除 / 変更

スコア定義に対する操作を行ないます。
◇ 追加
各スコアに対して、対象とする単語や係り受けごとにスコアを登録します。

◇ 単語/係り受け
対象とする単語や係り受けを登録します。プルダウンで
品詞を指定することも可能です。
※ 否定単語を登録する場合は、「否定」にチェックを
  入れてください。
例)「良い」を登録し、「否定」にチェックをした場合は、
  「良い(否定)」で登録されます。
◇ スコア
テキストの点数付けをする際に、単語や係り受けが含まれた
場合に加算する点数を登録します。

◇ 削除
「削除」ボタンをクリックすると以下のメニューが表示されます。

「選択中の単語・係り受けを削除」を選択すると行の左側のチェックボックスに
チェックされている単語、係り受けを削除します。
「全ての単語・係り受けを削除」を選択すると一覧の全ての単語、係り受けが削除されます。
◇ 変更
単語や係り受けを変更します。

2.2.3.2.6 CSV読込/CSV出力

テキストファイルからの読み込みやテキストファイルへの出力ができます。
読込を行なう際は、取り込みデータを下記のような並びのテキストファイルを準備します。
(項目名は必要ありません。)

※一括で読み込みが出来る上限は1万件までです。

単語
単語1
空欄
単語2
品詞
品詞1-品詞2
スコア
ありがとう (空欄) 名詞 1
お願い (空欄) 全て 0.9995
お客様 質問 名詞-動詞 0.9990
担当 承り 名詞-動詞 0.0001
※項目名の上段:単語スコア、下段:係り受けスコア

2.2.4 グループツリーCSV出力

グループツリーの内容をCSV形式でファイル出力します。
[グループツリーCSV出力]リンクをクリックするとファイルのダウンロードが開始します。



◇ 1階層 ~ n階層
グループ名を表示します。 グループツリーに登録されている階層数により可変となります。
◇ テキスト件数
グループに属するテキスト件数を表示します。
◇ 作成条件
グループの作成条件を表示します。

2.2.5 インポート設定

※ プロジェクト種別が「CSV取込プロジェクト」の場合に表示します。

分析データ取り込み時の設定を行います。



取り込み期間を指定する
期間指定
データインポート時の対象データを範囲指定します。
直近指定
データインポート時の対象データを最新データからの直近で指定します。
未来日付のデータはインポートしない
チェックを入れた場合、インポートデータの未来日付のものは除外となります。
キーが重複したデータを更新する
キー項目に指定した項目の値が重複した場合に、対象データを更新します。
チェックをしない場合はキー項目の重複有無に関わらず全て追加登録します。

更新しないフィールドの指定
重複キーのデータをアップデートにチェックを入れた場合に指定出来ます。
既に取り込んでいるデータを新規データで更新する時に値を上書きさせたくない項目を指定して下さい。
インポート時にコード変換を行う
チェックを入れるとデータインポート時にコード変換も続けて行います。

2.2.6 データ削除

選択したグループに含まれるデータを完全に削除します。
確認ダイアログが表示され、「はい」を押下するとデータ削除が実行されます。
注:データを削除後、自動的に再構築を実施します。



2.2.7 コード変換

2.2.7.1 概要

プロジェクトに取り込んだフィールドの内容が、実際の値として入力されているのではなく、
コード化された値として入力されている場合に、変換をかける機能です。

2.2.7.2 機能詳細


2.2.7.2.1 コード変換登録一覧

登録されたコード変換一覧を表示します。
削除選択チェック
削除対象とするコード変換を選択します。
属性
変換するテキスト属性を表示します。
変換前
変換前の取り込みデータ値を表します。
変換後
変換後の値を表します。

2.2.7.2.2 コード変換一覧のCSV読込み・CSV出力・削除

一覧上部の「CSV読込」「CSV出力」「削除」ボタンにて行います。
CSV読込
「CSV読込」ボタンをクリックしCSVファイルを選択画面すると選択したCSVファイルの
テキスト属性、変換前データ値、変換後データ値がリストに表示されます。
CSV出力
「CSV出力」ボタンをクリックし保存ファイルを設定するとリストに表示されている
テキスト属性、変換前データ値、変換後データ値がCSV出力されます。
削除
「削除」ボタンをすると以下のメニューが表示されます。

「選択中のルールを削除」を選択すると一覧の「削除選択チェック」にチェックされている
ルールのみ削除され「全てのルールを削除」を選択すると一覧の全てのルールが削除されます。

2.2.7.2.3 変換ルールの追加・編集

コード変換ルールの追加・編集を行います。
テキスト属性
取り込みデータのテキスト属性項目がリストに表示されます。
変換前
変換前の取り込みデータ値を表します。
値の直接入力か、「項目」で選択した属性項目の属性値から選択することができます。
変換後
「値」の変換後の文字列を入力します。
新規登録
「項目」「値」「変換」の内容を入力し、[追加]ボタンをクリックします。
登録変更
変更したい項目を選択します。
登録画面に表示された内容を変更し、[更新]ボタンをクリックします。

2.2.7.2.4 コード変換の登録

[OK]ボタンをクリックすることでコード変換が登録されます。変更時、今すぐコード変換を実行するか確認メッセージが出ます。

2.2.7.2.5 変換実行



[今すぐ実行]をクリックすると現在プロジェクト内に保存されているデータに対してコード変換処理を実行します。
制限事項
完全置換
コード変換では、データを完全に置換しますので、ご注意ください。
変換前 変換後 再変換可否
コード1 シリーズA コード1へは戻せません。
コード2 コード2へは戻せません。
コード3 シリーズB コード3へは戻せません。
データ型
コード変換の対象となるデータ型は、文字列型の属性項目のみとなります。
変換対象
コード変換は、現在プロジェクト内に保存されているデータに対してのみ有効です。
追加/入替インポート実行時に、新たに追加されたデータに対しても同様の処理を自動で行ないたい場合には、
2.2.5 インポート設定を利用し、コード変換の自動実行設定を行なってください。

2.2.8 再構築

編集した辞書の内容や、MAデータなどの設定を反映する場合に実行します。
再構築を実行すると、最新の辞書内容や設定を取り込みテキストの形態素解析・構文解析を行ない、
各分析・全グループを作成し直します。新規プロジェクトの作成・入替インポート時は自動的に
「再構築」が実行されます。


ユーザ単語、同義語の候補を抽出する
チェックを入れると再構築時にユーザ単語、同義語の候補の抽出も行います。

2.2.9 属性設定

2.2.9.1 概要

分析に使用するテキスト属性を設定する機能です。

2.2.9.2 機能詳細


2.2.9.2.1 分析機能選択

属性比較機能の存在する分析機能がリストに表示されます。

2.2.9.2.2 テキスト属性一覧

プロジェクトに登録されたテキスト属性の一覧が表示されます。
表示選択チェック
表示対象とするテキスト属性を選択します。
属性名
テキスト属性の名称を表示します。
並び替え
テキスト属性をドラッグして表示順を変更することができます。

2.2.9.2.3 全ての分析に反映

現在選択されている分析機能の表示選択・並び順を他の分析機能にも反映します。

2.2.10 単語の非表示設定

2.2.10.1 概要

単語を非表示に設定します。
削除単語へ登録することなく非表示を行なうので、構文解析処理が不要です。

2.2.10.2 機能詳細


頻出単語リスト
単語ランキングの上位100件を表示します。
非表示設定に登録する単語をダブルクリック、または「>>」ボタンで非表示単語リストへ追加します。
単語入力
頻出単語リストに表示されていない単語を、個別に設定します。
入力セルへ単語を入力し、プルダウンリストから品詞を選択します。
「追加」ボタンで非表示単語リストへ追加されます。
非表示単語リスト
非表示設定された単語のリストを表示します。
非表示設定を解除するには、単語を選択し、削除アイコンをクリックします。

単語ランキング画面からの登録
単語をクリックし、右クリックメニュー「単語を表示しない」からも非表示単語を登録可能です。

2.2.11 グループ一括削除

2.2.11.1 概要

複数のグループを一括で削除できます。

2.2.11.2 機能詳細


OK
選択しているグループを削除します。
キャンセル
一括統合画面を閉じます。

2.2.13 独自分類コード設定

2.2.13.1 概要

独自の分類コードを登録することができます。

2.2.13.2 機能詳細

2.2.13.2.1 独自分類コード一覧

登録された独自分類コード一覧を表示します。
独自分類コード名
コード名を表示します。
テキスト属性
設定されている属性を表示します。
区切り
設定されている区切り文字を表示します。

2.2.13.2.2 独自分類コード入力部分

独自分類コードを追加・更新します。
独自分類コード名
コード名を入力します。
テキスト属性
設定可能な属性項目がリストに表示されます。
区切り文字
直接入力か、決まった区切り文字から選択することができます。
新規登録
「名前」「項目」「区切り」の内容を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
同時にMA登録も行います。
登録変更
変更したいコードを選択します。
入力部分に表示された内容を変更し、「更新」ボタンをクリックします。
同時に同名のMAも更新します。
制限事項
・同じ名前のコードは設定できません。MAにも同名があった場合にも設定できません。
・独自分類コードを使ってグループを作成した場合、そのコードは削除できません。
  また、そのコードを更新する場合は名前を変更することができません。

2.2.14 グループツリーCSVインポート(P5)

2.2.14.1 概要

CSVファイルをインポートしてグループを登録します。

2.2.14.2 機能詳細



TRUE TELLER パテントポートフォリオ P5の「ツリー構造を MS-Excel 形式で出力」にて
Excel形式でツリーを保存後、CSV形式で保存したCSVファイルをインポートすることができます。
なお、インポートできるグループの種別は単語、係り受け、文字列一致、
テキスト属性(CSVを出力したプロジェクトと同じ名前の属性が存在する場合のみ)、
特許分類コード(プロジェクトに特許分類項目が設定されている場合のみ)、
それらの複合条件、見出しのみです。


2.3. お気に入り

2.3.1 概要

分析結果をお気に入りに登録することで、そのときの分析設定をいつでも呼び出すことができます。
これにより、分析の度にオプションを設定する手間が省け、また他の分析者と同じ分析結果を共有することができます。
※ 旧バージョンの「スナップショット」にあたる機能です

2.3.2 機能詳細

[お気に入り]メニューをクリックすると、お気に入り一覧が表示されます。

お気に入りに追加する

お気に入りの登録画面を表示します。

表示内容

◇ タイトル
お気に入りのタイトルが表示されます。
◇ 結果データ
結果データの有無が表示されます。

右クリックメニュー

◇ 開く
お気に入りを実行し、分析画面に実行結果が表示されます。
◇ 現在のグループで開く
現在選択中のグループに対して保存した分析設定が実行されます。
◇ 結果データを最新にする
結果データを最新にします。
結果データを保存している場合のみ選択可能です。
◇ 設定変更
お気に入りの設定変更画面を表示します。
◇ 現在の表示内容で上書きします
現在表示している分析結果でお気に入りを上書きします。
◇ 削除
お気に入りを削除します。

ダブルクリック

お気に入りを実行し、分析画面に実行結果が表示されます。

閉じる

お気に入り一覧画面を閉じます。

2.3.3 お気に入りの追加

お気に入りに登録したい分析画面を表示した状態で、お気に入り一覧の[お気に入りに追加する]ボタンを
クリックすると、お気に入りの登録画面が表示されます。

◇ タイトル

お気に入りのタイトルを入力します。

◇ コメント

お気に入りに関するコメントを入力します。

◇ 結果データを保存する(ポータルでの利用)

お気に入り実行時にリアルタイムで分析処理を実行するのではなく、あらかじめ実行結果を蓄積しておくことができます。
お気に入りの表示速度を早くすることが可能です。

◇ キャンセル

お気に入り登録画面を閉じます。

◇ 登録

入力した内容でお気に入りを登録します。

2.3.4 お気に入りの設定変更

お気に入り一覧画面で、お気に入りを選択し、右クリックメニューの[設定変更]をクリックすると、
お気に入りの設定変更画面が表示されます。

◇ タイトル

お気に入りのタイトルを変更できます。

◇ コメント

お気に入りに関するコメントを変更できます。

◇ 結果データを保存する(ポータルでの利用)

お気に入り実行時にリアルタイムで分析処理を実行するのではなく、あらかじめ実行結果を
蓄積しておくことができます。
お気に入りの表示速度を早くすることが可能です。

◇ キャンセル

お気に入り更新画面を閉じます。

◇ 更新

入力した内容でお気に入りの設定を変更します。分析結果は更新されません。

2.3.5 お気に入りの上書き

お気に入り一覧画面で、お気に入りを選択し、右クリックメニューの[現在の表示内容で上書きします]を
クリックすると、お気に入りの上書き画面が表示されます。

◇ タイトル

お気に入りのタイトルを変更できます。

◇ コメント

お気に入りに関するコメントを変更できます。

◇ 結果データを保存する(ポータルでの利用)

お気に入り実行時にリアルタイムで分析処理を実行するのではなく、あらかじめ実行結果を蓄積しておくことができます。
お気に入りの表示速度を早くすることが可能です。

◇ キャンセル

お気に入り更新画面を閉じます。

◇ 更新

入力した内容でお気に入りを更新します。現在表示している分析結果で上書きされます。

2.3.6 他プロジェクトからインポート

お気に入り一覧画面で、「他プロジェクトからインポート」ボタンをクリックすると
プロジェクト選択画面が表示されます。

◇ プロジェクト名

選択したプロジェクトからお気に入りをインポートします。

◇ 閉じる

プロジェクト選択画面を閉じます。


2.4 タスク

2.4.1 概要

分析処理をタスクとして登録し、バックグラウンドで実行することができます。
処理に時間がかかる分析をタスク登録することで、その間、別の分析の実行が可能になります。
分析結果は、タスク一覧から表示することができます。
タスク一覧画面では、削除の操作が可能です。

2.4.2 機能詳細

[タスク]メニューをクリックすると、タスク一覧が表示されます。

2.4.2.1 分析タスク

分析タスクが表示されます。

表示内容

◇ ID
タスクIDが表示されます。
◇ タスク名
タスク名(選択グループ名-分析機能)が表示されます。
◇ 完了日時
タスクのステータス(待機中、処理中、エラー)及びタスク処理が完了した日時が表示されます。

右クリックメニュー

◇ 開く
タスクの実行結果画面を表示します。
◇ 削除
タスクを削除します。

ダブルクリック

タスクの実行結果画面が表示されます。

閉じる

タスク一覧画面を閉じます。

2.4.2.2 タスク登録

設定した分析条件でタスクを登録します。
実行中の分析もタスク登録可能です。
登録したタスクはタスク一覧の[分析タスク]タブに表示されます。

2.4.3 タスク実行結果画面

各分析タスクの実行結果が表示されます。




3. グループの作成

メイン画面の左側にある「グループツリー」は、膨大なテキストデータの中から、特定の単語や属性を含むテキストを
抽出してグループを作り、階層的にテキストを分類するために使用します。
また、グループツリー上のグループを選択することで、選択されたグループを対象にして各種の分析を行なうことが
可能となります。

3.1 グループの作成

グループを作成したい場所を選択し、下記のいずれかの方法で新規グループ作成画面を起動します。

◇ 「グループ作成」ボタンからランチャーを起動し、一覧から選択
◇ 「グループ作成」ボタンのプルダウンから選択
◇ 右クリックメニューから選択

各グループの作成方法は以下をご参照ください。
3.2 通常グループを作成
3.3 合算グループを作成
3.4 etcグループを作成
3.5 機械学習グループを作成
3.6 ラベルを作成
3.7 排他ラベルを作成

3.2 通常グループの作成

通常グループを作成します。

1.抽出条件を選択します。




2.抽出条件毎の設定を行います。

詳細の設定方法は以下をご参照ください。

3.グループ設定を行います。
  必要項目を入力し、[完了]ボタンをクリックすると、グループが作成されます。



◇ グループの名称
グループ名称を入力します。
※一括で複数のグループを作成する場合、指定した項目名で自動作成されます。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析機能の実行対象とするテキストフィールドを選択することが可能です。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます
◇ 上位グループを同時に作成する
作成されるグループの上位に見出し用のグループを同時作成することができます。
上位グループは、ラベル、排他ラベル、合算グループから選択することができます。
◇ 統計値は算出しない
統計値を算出せずにグループを作成することができます。
※統計値が無いグループの配下に新たにグループを作成する場合はデフォルトONになります。



◇統計値とは

単語、属性値の件数やスコアの事を指します。
◇統計値を算出しないメリット

グループ作成、インポートの際に処理時間が短縮されます。
テキストは抽出されますが、ランキングのカウント等は算出されません。
◇統計値を算出しないデメリット

①以下の分析機能が制限されます。

 ・ランキング
 ・キーワード抽出
 ・時系列分析 ※系列:単語の場合
 ・アラート分析
 ・特徴マップ
 ・話題の広がり
 ・マッピング ※プロット:単語プロット、係り受けプロットの場合

②統計値を算出していないグループの配下に機械学習グループを作成することができません。
※統計値を算出していないグループの統計値を算出したい場合には、
  右クリックメニューの「統計値を再算出」やグループ編集画面から算出することができます。
※統計値を算出しない設定はデータの振り分けだけを行うグループに設定すると有効です。


3.2.1 単語・係り受けの有無

抽出条件の種類を「単語・係り受けの有無」に指定すると、単語や係り受けを条件にグループを作成することができます。
条件とする単語を直接入力するか、単語リスト・係り受けリストから選択して「>>」ボタンで抽出条件へ追加します。
単語と係り受けの条件は同時に設定することができます。

◇ 単語


◇ 単語リスト
出現件数の高い順に単語ランキングを表示します。
選択して「>>」ボタンか、ダブルクリックで抽出条件へ追加することができます。
CtrlキーやShiftキーを押しながら複数選択することができます。
◇ リストの設定
作成したプロジェクトのテキスト解析フィールドが2項目以上選択している場合に表示します。
後述する3.2.1.1 リストの設定で選択したテキスト解析フィールド項目にある文章の中で
出現件数の高い順に単語ランキングを単語リストに表示します。
◇ 単語を追加する
単語を入力し、「+」ボタン、またはEnterキー押下で条件へ追加できます。
否定チェック時は、否定単語として登録されます。
一致条件を任意で指定することもできます。

一致条件 … 指定した文字列が部分的に一致する単語を抽出対象とすることができます
◇ 係り受け


◇ 係り受けリスト
出現件数の高い順に係り受けランキングを表示します。
選択して「>>」ボタンか、ダブルクリックで抽出条件へ追加することができます。
CtrlキーやShiftキーを押しながら複数選択することができます。
◇ リストの設定
作成したプロジェクトのテキスト解析フィールドが2項目以上選択している場合に表示します。
後述する3.2.1.1 リストの設定で選択したテキスト解析フィールド項目にある文章の中で
出現件数の高い順に係り受けランキングを係り受けリストに表示します。
◇ 係り受けを追加する
単語1、単語2を入力し、「+」ボタン、またはEnterキー押下で条件へ追加できます。
否定チェック時は、否定単語として登録されます。
一致条件を任意で指定することもできます。

一致条件 … 指定した文字列が部分的に一致する単語を抽出対象とすることができます
◇ 抽出条件 / 除外条件
グループに含める単語(係り受け)/除外する単語(係り受け)を同時に条件として指定することができます。
◇ CSVアップロード/ダウンロード
CSV形式ファイルを使用して抽出条件、除外条件の設定が可能です。
◇ いずれかを含む(OR) / 全てを含む(AND)
複数の単語(係り受け)を指定した場合、いずれかの単語(係り受け)を含む文章の抽出を行うか、全ての単語(係り受け)を含む文章の抽出を行うかを指定します。
◇ 連想語辞書
抽出/除外条件で単語を選択した場合に、選択した単語から連想される単語の一覧を表示します。
リスト上で単語をクリックすることで指定した設定先に追加します。
◇ 設定先
検索条件
単語リスト/係り受けリストの検索条件に、選択した連想語を設定します。
抽出条件
抽出条件/除外条件に、選択した連想語を追加します。
◇ 技術分野
技術分野に関連する連想語に絞り込むことが可能です。
日本語プロジェクトの場合に指定可能です。
◇ 選択項目毎に個別でグループを作成する
チェックすると条件に追加した単語(係り受け)ごとにグループを一括作成します。

3.2.1.1 リストの設定

単語リスト、係り受けリストに表示するランキングに使用するテキスト解析フィールドを選択します。


◇ フィールド名
ランキングに使用する単一、又は選択グループのテキスト解析フィールドを選択します。
[選択グループのテキストフィールド]を選択した場合、選択グループを作成した際に
3.2 通常グループの作成などで選択した「解析対象とするテキストフィールド」となります。


3.2.2 テキスト属性

抽出条件の種類を「テキスト属性」に指定すると、元データが持つテキスト属性や、MA(マルチアンサー)項目、振り分け属性を条件にグループを作成することができます。


◇ NOT条件
指定した条件のNOT条件でグループを作成します。
◇ 属性項目
属性項目を一覧表示します。選択すると属性項目ごとに指定可能な条件一覧が表示されます。
アイコンの説明
  ・・・ 文字列属性
  ・・・ 数値属性
  ・・・ 日付属性

文字列型のテキスト属性の場合
  抽出対象にする属性値をチェックボックス形式で選択します。


◇ 検索
一覧に表示している属性値を入力文字列の部分一致で絞込み表示します。
絞込みにより非表示となった属性値のチェックボックスの選択状態はクリアしません。
◇ 属性値を追加する
属性値を入力、一致条件を選択し、「+」ボタンまたはEnterキー押下で条件へ追加できます。
◇ CSVアップロード
テキストファイルの読み込みます。
読み込んだ内容を選択状態にします。
一覧に無い属性値の場合は、一覧に追加されます。
◇ 選択された属性毎に個別でグループを作成する
チェックすると条件に追加した属性値ごとにグループを作成します。
◇ 全て選択/全て解除
全て選択したり、全て解除したりすることが可能です。

数値型のテキスト属性の場合


◇ 値指定
特定の値を基準にして条件を作成します。

=  … 指定値と一致
<> … 指定値と不一致
>  … 指定値より大きい
>= … 指定値以上
<  … 指定値未満
<= … 指定値以下
NULL … 設定した属性の値がNULL
◇ 範囲指定
抽出する範囲を指定してグループを作成します。

>  … 指定値より大きい
>= … 指定値以上
<  … 指定値未満
<= … 指定値以下
◇ 一括作成
開始値に指定した値から終了値に指定した値まで、キザミ幅に指定した値の間隔で複数のグループを
まとめて作成します。
年齢を年代別に区切ったり、基準年データを利用して、1年キザミでグループを作成したい場合などに利用します。

日付型のテキスト属性の場合


◇ 値指定
特定の日付以前/以後で条件を作成します。
◇ 範囲指定
抽出する期間の範囲を指定してグループを作成します。
◇ 直近指定
指定した年数、月数、週数、日数、分数以前もしくは以内でグループを作成します。
日付基準チェックONの場合、週は7日、月は30日、年は365日単位で集計します。
チェックOFFの場合はカレンダー基準になります。


追加もしくは入替インポートした際には、インポート操作した日付を基準にしてグループを更新します。
※データをインポートする度に、グループを新しく作る必要はありません。


◇ 一括作成
入力された開始日と終了日の期間内を、「グループの間隔」で指定した間隔(年、月、週、日)で区切った
複数のグループをまとめて作成します。
日付基準チェックONの場合、週は7日、月は30日、年は365日単位で集計します。
チェックOFFの場合はカレンダー基準になります。


「日付(時刻)型」のフィールドがある場合は、「曜日」「時間帯」「月」「四半期」のグループを作成する事が可能です。

時間帯:1時間刻み
四半期:1月~3月、4月~6月、7月~9月、10月~12月


3.2.3 文字列一致

抽出条件の種類を「文字列一致」に指定すると、任意の文字列を条件にしてグループを作成することができます。
単語や係り受けで指定できない文字列を抽出条件としたい場合に利用します。



◇ NOT条件
指定した条件のNOT条件でグループを作成します。
◇ 文字列一致
入力文字列は、改行までが一つの条件となり、入力した文字列は「部分一致」で抽出されます。
◇ いずれかを含む(OR) / 全てを含む(AND)
複数の文字列を入力した場合に、入力文字列のいずれかを含む文章の抽出を行うか、全てを含む文章の抽出を行うかを設定します。

3.2.4 ユーザ定義スコア

抽出条件の種類を「ユーザ定義スコア」に指定すると、選択したユーザー定義スコアを条件に設定することができます。
設定したユーザ定義スコアに基づいて解析されたグループを作成します。



◇ NOT条件
指定した条件のNOT条件でグループを作成します。
ユーザ定義スコア
使用するユーザ定義スコアを選択します。
スコア値条件
抽出対象とするスコア定義のスコアに対する検索条件を設定します。
◇ 等号・不等号条件
スコアに対する等号・不等号条件を選択します。
◇ スコア条件
スコアに対する値の条件を設定します。

3.2.5 特許分類コード

抽出条件の種類を「特許分類コード」に指定すると、特許分類項目を用いた条件を設定することができます。



◇ 属性項目
属性項目を選択します。
◇ 分類タイプ
「IPC」、「FI」、「Fターム」「ユーザ登録」を選択します。
選択すると桁数指定が変更されます。
◇ 桁数指定
指定した属性項目の値を上位○桁で自動分類されたグループが一覧に表示されます。
◇ 集計結果一覧
グループを選択し「>>」ボタンで条件へ追加できます。
名称/件数の列ヘッダーをクリックすることで並び替えることも出来ます。 また、文字列一致で検索することも出来ます。
◇ リストに追加
入力セルへ値を入力し、プルダウンリストから一致条件を入力して「追加」ボタンで条件へ追加できます。
◇ いずれかを含む(OR) / 全てを含む(AND)
複数の属性を指定した場合に、属性のいずれかを含む文章の抽出を行うか、
全てを含む文章の抽出を行うかを設定します。
◇ 選択項目毎に個別でグループを作成する
チェックすると条件に指定した項目ごとにグループを作成します。

3.3 合算グループを作成

直下に所属するグループに含まれるデータを自動的に合算(OR)して抽出します。
直下の小分類をまとめあげて大分類を自動作成したいときなどに利用します。


◇ 合算グループの名称
合算グループの名称を入力します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 統計値は算出しない
統計値の算出有無を設定します。
※統計値が無いグループの配下に新たにグループを作成する場合はデフォルトONになります。

3.4 etcグループを作成

選択されたグループ内のどの子グループにも含まれないデータを排他的に抽出します。
主なグループを作成した後に、そのいずれにも含まれないデータを抽出することで、
新たな話題、少数派の意見などを把握することができます。


◇ etcグループの名称
etcグループの名称を入力します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 統計値は算出しない
統計値の算出有無を設定します。
※統計値が無いグループの配下に新たにグループを作成する場合はデフォルトONになります。

3.5 機械学習グループを作成

機械学習のアルゴリズムを利用して、データを分類することができます。
グループに所属する教師データの相対的な特徴を学習し、より傾向が近いグループにテキストを分類します。 ※本機能は傾向の比較による分類のため、分類グループが2つ以上必要です。

1.機械学習の種類を選択します


◇ 教師データなし(クラスタリング)
正解データを使わず、単語の出現傾向からCyberPatent Desk テキストマイニングが分割ポイントを自動的に決定し、分類を行います。
◇ トピックモデル
トピックモデルを用いたクラスタリングを行います。
◇ k平均法
k平均法を用いたクラスタリングを行います。
2階層まで同時に作成できます。
◇ 教師データあり
分類グループ名を入力し、「+」ボタンまたはEnterキー押下で分類グループへ追加できます。
◇ ナイーブベイズ
ナイーブベイズという分類手法を用いた学習分類を行います。


2.機械学習の種類毎の条件を設定します

各種類ごとの作成方法は以下をご参照ください。

3.5.1 トピックモデルで機械学習グループを作成

トピックモデルで分類してグループを作成します。

1.分類条件の設定


◇ 作成する分類グループ数
分類する数を指定します。2~100までの整数で指定します。
◇ 基準単語の指定方法
分類条件に使用する単語の指定方法を選択します。
◇ 上位単語を使用する
利用する品詞で選択した品詞の出現件数が高い単語を指定件数分使用します。
◇ 個別に単語を指定する
後述する3.5.1.1 単語指定で使用する単語を直接選択します。
◇ その他グループを同時に作成する
分類結果に加えてその他グループを同時に作成するかを選択します。
分類されなかったテキストが格納されます
◇ グループ内の特徴的な単語を分類グループ名にする
分類結果からグループ名を付けるかどうかを選択します。

2.機械学習グループの設定


◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 機械学習グループの名称
機械学習グループの見出しとなる名称を入力します。

3.5.1.1 単語指定

分類条件に使用する単語を選択します。


◇ 単語リスト
出現件数の高い順に上位300件の単語ランキングを表示します。
チェックを入れてOKボタンをクリックすると、使用単語に追加できます
◇ リストの設定
作成したプロジェクトのテキスト解析フィールドが2項目以上選択している場合に表示します。
後述する3.5.1.2 リストの設定で選択したテキスト解析フィールド項目にある文章の中で
出現件数の高い順に上位300件の単語ランキングを単語リストに表示します。
◇ 全選択(ページ内)
単語リストの表示されているページを全て選択します。
◇ 全解除(ページ内)
単語リストの表示されているページの選択をすべて解除します。

3.5.1.2 リストの設定画面

単語リストに表示するランキングに使用するテキスト解析フィールドを選択します。


◇ フィールド名
ランキングに使用する単一、又は選択グループのテキスト解析フィールドを選択します。
[選択グループのテキストフィールド]を選択した場合、選択グループを作成した際に
3.2 通常グループの作成などで選択した「解析対象とするテキストフィールド」となります。

3.5.2 k平均法で機械学習グループを作成(1階層)

k平均法で分類してグループを作成します。

1.分類条件の設定


◇ 作成する分類グループ数
分類する数を指定します。2~100までの整数で指定します。
◇ 基準単語の指定方法
単語の指定方法を選択します。
◇ 上位単語を使用する
利用する品詞で選択した品詞の出現件数が高い単語を指定件数分使用します。
◇ 個別に単語を指定する
先述の3.5.1.1 単語指定で使用する単語を直接選択します。
◇ その他グループを同時に作成する
分類結果に加えてその他グループを同時に作成するかを選択します。
分類されなかったテキストが格納されます
◇ グループ内の特徴的な単語を分類グループ名にする
分類結果からグループ名を付けるかどうかを選択します。


2.グループの設定


◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 上位ラベルを同時に作成する
作成されるグループの上位に見出し用のラベルを同時作成することができます。

3.5.3 k平均法で機械学習グループを作成(2階層)

k平均法で分類してグループを作成します。
さらに分類結果のグループに対してk平均法での分類を実行してグループを作成します。

1.分類条件の設定


◇ 1階層目
1階層目の分類条件を設定します。
◇ 作成する分類グループ数
分類する数を指定します。2~100までの整数で指定します。
◇ 基準単語の指定方法
単語の指定方法を選択します。
◇ 上位単語を使用する
利用する品詞で選択した品詞の出現件数が高い単語を指定件数分使用します。
◇ 個別に単語を指定する
先述の3.5.1.1 単語指定で使用する単語を直接選択します。
◇ その他グループを同時に作成する
分類結果に加えてその他グループを同時に作成するかを選択します。
分類されなかったテキストが格納されます
◇ グループ内の特徴的な単語を分類グループ名にする
分類結果からグループ名を付けるかどうかを選択します。
◇ 2階層目
2階層目の分類条件を設定します。
◇ 作成する分類グループ数
分類する数を指定します。2~100までの整数で指定します。
◇ 基準単語の指定方法
利用する品詞で指定した品詞から出現件数の高い順に指定した件数を分類条件の作成に使用します。
◇ その他グループを同時に作成する
分類結果に加えてその他グループを同時に作成するかを選択します。
分類されなかったテキストが格納されます
◇ グループ内の特徴的な単語を分類グループ名にする
分類結果からグループ名を付けるかどうかを選択します。

2.グループの設定


◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 上位ラベルを同時に作成する
作成されるグループの上位に見出し用のラベルを同時作成することができます。

3.5.4 ナイーブベイズで機械学習グループを作成

ナイーブベイズで分類してグループを作成します。

1.分類グループの設定


◇ 分類グループを追加する
分類グループ名を入力し、「+」ボタンまたはEnterキー押下で分類グループへ追加できます。
◇ テキスト属性から分類グループを自動作成し、同時に教師データとして登録する
選択したテキスト属性から分類グループを自動で作成します。
選択した属性をもつデータは、同時に教師データとして登録されます。
プロジェクト内に正解データが存在する場合に便利な機能です。


2.分類手法および機械学習グループ名の設定


◇ 分類手法
機械学習のアルゴリズムを選択します。
◇ 優位度
分類実行の閾値とする優位度を入力します。
優位度とは「分類候補上位2グループ間の対数尤度差」を表す値で、分類対象テキストごとに算出されます。
この値が大きければ大きいほど分類の確度が高いことを示します。
◇ 学習に使用する単語
学習に使用する単語数を入力します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 機械学習グループの名称
機械学習グループの見出しとなる名称を入力します。
◇ 統計値は算出しない
統計値の算出有無を設定します。

3.6 ラベルを作成

ラベルはグループツリーを整理するための見出しとして使用します。
各分析機能の「グループ比較」表示をする際にはラベルを作成しておくと便利です。
ラベルには上位のグループに含まれる全データがそのまま引き継がれて所属します。



◇ ラベルの名称
ラベルの名称を入力します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 統計値は算出しない
統計値の算出有無を設定します。
※統計値が無いグループの配下に新たにラベルを作成する場合はデフォルトONになります。

3.7 排他ラベルを作成

直下に所属するグループを互いに排他的にすることができます。
排他グループ直下では、並び順で上位のものに優先的にデータが分類され、一度分類されたデータはそれ以下のグループには分類されません。
どれかひとつのグループにデータを所属させたい場合などに便利です。



◇ 排他ラベルの名称
排他ラベルの名称を入力します。
◇ 解析対象とするテキストフィールド
分析の対象とするテキストフィールドを指定します。
※複数のテキストフィールドがある場合に表示されます。
◇ 統計値は算出しない
統計値の算出有無を設定します。
※統計値が無いグループの配下に新たにラベルを作成する場合はデフォルトONになります。


4. グループツリー

グループツリー上で任意のグループを右クリックすると、コンテクストメニューが表示されます。



4.1 グループ作成

  選択したグループの下にグループを作成します。
詳細は3.1 グループの作成をご参照ください。

4.2 グループ編集

選択したグループの編集タブを開きます。
詳細は7. グループ編集をご参照ください。

4.3 グループ名変更

選択したグループの名称を変更します。

4.4 統計値を再算出

選択したグループの統計値を再算出します。


◇ 選択グループ
選択グループのみ統計値を算出します
◇ 下位グループ(選択グループを含む)
選択グループおよび下位階層のグループの統計値を算出します


[統計値再算出の制限]
・親分類グループ(機械学習 教師データなし)の統計値を再算出することはできません。
・分類グループ(機械学習 教師データなし)の統計値を再算出することはできません。


4.5 グループのコピー・貼り付け

既に作成済みのグループの作成条件をコピーして、別のグループの配下に同一条件のグループを作成することが可能です。
グループを選択し、右クリックメニュー「コピー」からコピー条件を選択します。
その後、コピー先グループを選択し、右クリックメニュー「貼り付け」を実行するとコピーが完了します。



◇ グループをコピー

選択グループおよび下位階層のグループをコピーします。

◇ 選択グループのみコピー

選択グループのみをコピーします。

◇ 下位グループのみコピー

選択グループの下位グループのみをコピーします。

◇ 貼り付け

コピーしたグループを選択グループに貼り付けます。
解析対象フィールドが複数存在する場合、以下の画面が表示されます。

◇ 解析対象フィールド設定を維持する

ONにした場合、コピー元のグループに設定した解析対象フィールド設定を保持して貼り付けします。
OFFにした場合、コピー先の解析対象フィールド設定を引き継ぎます。


[グループのコピーの制限]
・分類グループ(機械学習)をコピーすることはできません
・未分類グループ(機械学習)をコピーすることはできません。
[グループの貼り付けの制限]
・「機械学習グループ」配下に対して貼り付けは実行できません。


4.6 削除

グループを右クリックして「削除」を選択すると、グループ削除の確認ダイアログが出ます。
OKをクリックすると該当グループは削除されます。


4.7 グループの移動と統合

グループをドラッグして順序を移動させることができます。
グループをドラッグして他のグループに重ね合わせることで、グループを
統合することができます。



上記のダイアログでOKをクリックすると、グループが統合されます。
「統合後に[統合元グループ名]を削除する」にチェックを入れると、
統合後に統合元のグループが削除されます


  
[グループの移動の制限]
・別階層にドラッグした場合、グループは移動ではなくコピーされます。
[グループの統合の制限]
・「通常グループ」のみ統合可能です。
・統合後は、「通常グループ(複合条件)」に変更されます。
・統合先が「複合条件」の場合は、抽出条件は統合先から引き継ぎます。
・統合先が「単一条件」の場合は、抽出条件は統合元から引き継ぎます。
・両方とも「単一条件」の場合は、抽出条件は OR に統一されます。


4.8 他プロジェクトからツリーをインポート

他のプロジェクトのグループ作成情報をインポートすることができます。
「選択グループ以下に別プロジェクトのグループをインポート」を選択するとプロジェクト選択を表示します。

1.プロジェクト選択画面でグループを取り込むプロジェクトを選択します。



2.取り込むグループを選択します。


◇ 選択グループとその下位グループすべて
選択グループと、下位階層のグループ作成条件が全てコピーされます。
◇ 選択グループのみ(下位グループを含まない)
選択グループのグループ作成条件が全てコピーされます。
◇ 下位グループのみ(選択グループを含まない)
選択グループ自体はコピーせず、選択グループの下位階層グループがコピー対象になります。
◇ コピー元の解析対象フィールド設定を引き継ぐ
コピー元の解析対象フィールドをすべて内包している場合に設定可能です。
ONの場合、コピー元の解析対象フィールド設定を維持してインポートします。
OFFの場合、コピー先の解析対象フィールド設定をセットします。
制限事項
取り込む対象のグループ作成条件が、テキスト属性やMAグループ等の場合、
実行中のプロジェクトにも同一の属性が存在する必要があります。

同じデータ形式で複数のプロジェクトを作成する場合(商品別等)、1つのプロジェクトにグループを作成し、
当機能で別プロジェクトへグループをコピーすると効率的です。


4.9 振り分け属性に登録

選択グループを振り分け属性に登録します。


◇ 選択グループのみ登録
選択しているグループを個別に属性化します。
◇ 下位グループを一括登録
選択している下位階層のグループを属性化します。

属性名を選択し[OK]ボタンをクリックします。


属性を新規に作成する場合は、属性登録画面にて「属性を新規作成」をクリックし、
新規に登録する属性名称を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

4.10 選択グループに他グループを統合する

選択グループに複数のグループを一括で統合できます。
「選択グループに他グループを統合する」を選択すると一括統合画面を表示します。


◇ OK
選択しているグループを統合します。
「統合後に統合元グループを削除する」が選択されている場合は
統合完了後に選択しているグループが削除されます。
◇ キャンセル
一括統合画面を閉じます。

4.11 グループ所属情報エクスポート

選択グループに属するデータ内容をCSV形式でファイルに出力します。
出力したCSVは、CyberPatent Deskの社内分類機能へのアップロードに利用できます。
◇ 出願番号
特許情報分析設定で設定した属性項目の値を出力します。
◇ アップロードする組織
空を出力します。
◇ アップロードする社内分類
グループ名を「>」区切りで出力します。

4.12 上へ/下へ/並べ替え

選択グループ、または選択グループの子グループの並び順を変更できます。


◇ 上へ/下へ
選択したグループを同一階層内で一つ上/一つ下に移動します。
◇ 並べ替え
選択したグループの子グループを並べ替えます。
並び順は名前の昇順/降順、テキスト件数の昇順/降順より選択することができます。

4.13 このグループの文献情報を表示


◇ 一覧表示で表示する
選択グループに属する文献情報でCyberPatent Deskの一覧表示画面を表示します。
◇ 公報めくりで表示する
選択グループに属する文献情報でCyberPatent Deskのめくり画面を表示します。